セーバー病・シーバー病は安静にしても治らない
安静にしていれば痛みが改善されていくと思っていませんか?
当院には毎日踵の痛みで悩まされた小学生・中学生が来院しています。
これらは病院では成長痛と言われる「シーバー病・セーバー病」でかかとに痛みがでる症状です。宮城県内だけではなく秋田・岩手・山形・福島など県外からも来院されています。これだけ多くのシーバー病・セーバー病をみている整体・整骨院は全国でも珍しいのではないかと思います。
病院での見解は「成長痛だから安静にしましょう」ということです。
おこなわれるのは
- サポーターの処方
- 湿布や飲み薬の処方
- 松葉づえで安静
このようなことがおこなわれています。そして2、3か月安静にしてください!そういわれることが多いです。運動をしたい時期に2、3か月も安静にしていなければいけない。それはとてもつらいことですよね。
わたしの施術経験から言えることは安静にしていてはいつまでたっても良くなってくれないということです。積極的な治療が必要と言えます。そして積極的に治療をしていけば一か月で競技に復帰できるようになっていきます。
安静にしていても治らない理由を解説していきます。
目次
間違っている原因
踵に痛みがでる原因は
- 成長痛だから仕方ない
- 走りすぎ・使いすぎ
- 柔軟性がない
このように考えられています。確かにこのようなことは引き金にはなっていますが、もっと深く原因を考えていかなければいけません。なぜならば同じような環境で練習している子供でもなる子とならない子がいるからです。
当院が考える原因
- バランスが悪く踵に負担のかかりやすい状態になっている
- 正しい体の使い方ができず踵に負担をかけてしまっている
- 疲労がたまり回復力が低下している
このような状態になっています。詳しく原因についても書いていますのでこちらも参考にしてください。
⇒シーバー病・セーバー病の原因
安静にしていても治らない理由
上記の当院が考える原因を読んでわかる通り、使いすぎや柔軟性がないのでなく「痛みがでやすい状態になっている」ということが言えます。筋肉が硬くなっているのが原因なら、なぜ筋肉が硬くなっているのかを追求していかねkればいけないのです。
これらは安静にしていても良くなってくれません。だから積極的な治療が必要になるのです。
当院の治療目安
多くの子供たちは5回の施術で競技に復帰できるようになっています。
安静は必要か?
当院で練習を中止して安静を指導するケースは
- 歩行で痛みがある
- 日常生活に支障をきたしている
- 疲労がたまりすぎている
このような状態の場合は練習を休むよう指導します。回復力に対して負担が大きければ良くはなってくれません。まずは日常生活を送れるようにする必要があります。
治りにくくなっているケース
すぐに競技に復帰できないこともあります。
- 痛みをかばい歩き方がおかしくなっている
- 食生活に問題がある
- 痛みだしてから長時間たっている
痛みをかばい歩き方がおかしくなっている
足を着地することができずにつま先だけで歩いたり、歩き方がおかしくなっているとまずはそのクセを直していく必要もあり、痛み改善に時間がかかることが多いです。
食生活に問題がある
冷えも関係していて偏食だったり、お菓子・アイス・ジュース・パンやケーキなどの砂糖や小麦を多く摂取していると治りにくくなります。
痛みだしてから長い
何年も痛みを我慢していたというケースもあります。その場合は少し時間がかかることもあります。
治療を受ける際の注意点
- 通院できる環境である
- 素足・サンダルで来院しない
- 靴のかかとを踏まない、靴を正しく履く
これらは意識して実践しましょうね!!当院の患者さんにはこれらを徹底して実践していただいてます。少し厳しい言葉を言わせていただきますと、この程度のことができなければシーバー病は治ってくれないからです。
通院できる環境である
目安に一か月で5回の治療と書いていますが、それぐらいの治療は必要ということです。一回で痛みがなくなることはありません。だから遠くて月一回しか通院できないという方はお断りさせていただいております。
素足・サンダルで来院しない
冷えがとても関係するので、素足やサンダル・クロックスの生活は避けてください。家でも靴下やスリッパを利用しましょう。特にフローリングは冷たくなっていますので、実践してくださいね。
合った靴を正しく履く
- サイズの合った靴をはく
- 底が薄い靴はさける
- 靴の踵を踏みつぶさない
- 爪をしっかり切る
これらは正しく靴を履く秘訣です。来院時に踵を踏んできたら厳しく指導しますのでご注意ください。またサッカーをしている小学生に多いのですが、トレーニングシューズというスパイクみたいなシューズを日常生活で履いていますが、アスファルトには薄すぎます。グランドだけ履くようにして登下校は底のあるシューズを履いてください。
成長痛の治療に力をいれている理由
わたしも小学生から野球をはじめ、高校では甲子園を目指してしました。その中で痛みがあり練習ができない、痛みを堪えて練習をしてきた経験があります。練習をするだけで精いっぱいなのです。そんな状態ではうまくなりませんよね。そしてみんなが練習している中、休むというのは苦痛でしかありません。だから、同じ経験をしてほしくないと思っています。痛みで練習ができないという子供をサポートすることをミッションにしています。
セーバー病(シーバー病)の治療をお探しの方へ

当院がおこなう整体
当院がおこなうセーバー病への整体治療は
- 踵に負担のかかりやすい状態の改善
- 正しい動きができるように改善
- 回復力を最大限の高めるサポート
これらをおこなうことで踵の痛みを改善していきます。セルフケアをしていただくことで断然に痛みが早く改善されていくので、詳しくアドバイスもおこないますので、遠方の方も安心して通院することができます
下記の記事にシーバー病の治療方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね!