「安いマッサージ屋」と思われていた整骨院。もしかしたらいまだに思われているかも。

どうも。仙台の整体「根白石整骨院」

日本酒好き整体師の荒川です。

ボクは柔道整復師という国家資格を持っています。接骨院・整骨院の看板をあげるにはこの資格が必要。

よく間違われるのですが、ボクはマッサージを仕事ですることができません。

理由は、

名称の如何に関わらずマッサージを業とできる者は、医師以外では「あん摩マッサージ指圧師」の有資格者のみである。

「マッサージ」という看板をあげて、マッサージができるのは「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格を持った人だけなんです。

これ、意外と知られていないんですよね。

「足裏マッサージ」や「●●式マッサージ」という看板を良くみるからだと思いますが「マッサージ」という単体の言葉は資格を持っていないと使えません。

整骨院でおこなわれる施術もマッサージと思われていますが違いますよ。そして昔は「安いマッサージ屋さん」と言われていた時もあります。

患者さんにマッサージと言われる

ボクのおこなう整体も患者さんからしたら「マッサージに似ているモノ」と思われ、整体のことをマッサージと呼ぶ方もいます(笑)

昔はね、「マッサージではありません」と答えていたけど、いまはどっちでもいい。

中途半端なプライドがあり、マッサージを言われるのが嫌だったのだと思いますが、いまは何でもいいや(笑)

でも、ボクからは「マッサージしますね」とは絶対にいいませんよ。

それは違法だから。

整骨院は安いマッサージと思われていた

ボクが「マッサージ」と言われていたのが嫌だった理由に「整骨院は安いマッサージ屋さん」そう思われていた時期があったからです。

もしかしたら、いまだにそう思われているかもしれません。

保険がきいて、安い金額で肩を揉んでくれる、腰を揉んでくれる、そんなところがあるのに、高いお金だしてマッサージはいかないよ!そんな時代が、ボクが資格を取る前くらい、15年前にはありました。

患者さんが増えて店舗をどんどん増やして、何店舗も経営する人が多かったと思いますが、いま残っているかと言われると、ほとんど残っていません。

そんな悪しきものは許されるわけもなく、どんどん保険の取り扱いに厳しくなっているから。

今までの金額では通えない時代がもうやってくると言われています。

不勉強の人が多かった時代

求められるのも低かったと思う。

よく聞いた会話として「あそこは●●分やってくれる」というのなこと。

長く、安くやってくれるところが良かったと言われていた時代に勉強していた人はわずかだったと思います。

そういうボクも、そんな時代が続けば今くらい勉強していなかったかもしれません(笑)

自費の整骨院が急増した

当院のように保険を取り扱わない整骨院がここ何年かで急増しました。

それは、上記にも書いているけど保険の取り扱いが厳しくなっているというのが理由と思います。「いつか大変なことになる」そう思う人が増えたのでしょう。

料金が安価でなければきてもらえないそういうところは確実に厳しくなっていくのが目に見えている。

そういうのも関係して、勉強する先生が増えたと思います。

勉強する先生が増えた

自費でやっていくには技術が高くないと来てもらえません。だから勉強が必要。

良い時代になってきましたね。

たぶん、本物しか残れない時代なんだと思う。わくわくしますね(笑)

ちなみに、ボクが自費の整骨院をやり始めた頃は少なくて、まぁ大変でしたよ

「なんでお宅は整骨院なのに特別高いんだ!ぼったくりじゃないの?」そう施術も受けたことない人から電話で言われたこともあります(苦笑)

そんな人を見返してやろうと、それが活力になっていたときもありました。今はどうでもいいけどね(笑)

今はね、縁のある人のサポートができれば、それでいいと思っています。

そんな時代を乗り越えてきたという「自信」もあります。開業して10年目だし。

慢心することなく、成長できるよう取り組んでいきますね。

では、また!!

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荒川 佳祐

子供の整体(シーバー病・オスグッド)・足底筋膜炎・股関節痛・坐骨神経痛など「足の痛みしびれ専門院」の院長。 美味しい食事に合った日本酒を求めて年間150種類は飲む日本酒好き整体師。 冷酒・燗酒・常温酒どれも好きです。