
これはどんな痛みにも言えることなのですが、身体の状態を良くしただけでは不十分なことがあります。
変形性股関節症はとくに不十分。
何が必要だと思いますか?
それは身体の使い方の問題も解決する必要があるということ。
多くの股関節痛、変形性股関節症で悩まされる方を施術してきていますが、それぞれ身体の使い方も問題があるケースが多い。
当然ですが、そういったものの修正も必要になるのです。
これ簡単に思うかもしれませんが、とても大変なことなのですよ。
子供に自転車の乗り方を教えるのと、50歳を過ぎた方に自転車の乗り方を教えるって違いますよね。
ある人にとって簡単なことでも、ある人には簡単ではないのです。
先日も「肩をこうやって回してください」というケア方法をお伝えした方がいるのですが、なかなかできない本人もびっくりするくらい動かない。
「こんなこともできなくなっているの知りませんでした!」という会話をしましたが仕方がないことですし、何も恥ずかしいことでもありません。
ボクだってセルフケアを指導するために自分でやっていますが、「これ難しいかも」と最初はうまくできないことだってあるのです。
そして練習をしてスムーズにできるようになって指導するわけです。
当たり前のようにやっていますが、実はそんなことを密かに練習してたりもするわけで(笑)
だからすぐにできなくても、やっていればできるようになっていくはずです。
できない場合は違う方法をお伝えするので。
そして、長年の癖があるのでそれを改善していくのは大変なこと。
でも、あきらめずにコツコツと継続しているとある日できるようになり、痛みもかなり軽減したりないことだってあるわけです。
ボクは変形していても炎症が起きにくい状態になれば痛みは改善すると思っていますし、そういう方を多く施術してきました。
そのために
身体の状態を良くする
身体の正しい使い方をみにつける
ということに励んでいただく必要があります。
少し時間がかかるミッションではありますが、取り組んでいただくことで良い結果がでます。
無理な方には正直に「難しいです」とお伝えさせていただきますから安心してまずは施術を受けてみてくださいね。
無理に通わなければいけないなんてことがないですし、通いたい人だけが通えばいいとボクが思っていますので。
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荒川 佳祐
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