変形性股関節症
変形性股関節症の股関節痛は整体でも良くなることをご存知ですか?
「変形性股関節症」は50代以降の女性に多くみられる症状です。
日本人の女性は先天的に股関節に異常があって生まれることが多く、それだけではなく、出産で骨盤に負担をかけることで日本人の女性に変形性股関節症が多いと言われているのです。
整体で変形を治すことはできませんが、身体の使い方を変えることで股関節痛を解消することはできます!!
当院には病院で「変形性股関節症」と診断された手術をした方が良いと言われた高齢の方でも、今までできなくなっていたことができるように回復しています。変形性股関節症で大事なことは動けるようにしていくこと。
変形性股関節症の原因や治し方など詳しく書いていますので、最後まで読んで参考にしていただければと思います。
目次
変形性股関節症の主な症状
股関節の痛みがあり、日常生活に支障をきたします。股関節の軟骨がすり減り、隙間が狭くなり、骨と骨がぶつかるようになり痛みがでてしまうものです。
初期、進行期、末期とあり進行によって症状が異なります。
【初期、進行期の症状】
- 爪切りがやりにくい
- 靴下を履くのがつらい
- あぐらをかけない
- 階段を上がるのがつらい。
- 車の乗り降りがつらい
などの症状で段々と日常生活に影響がでてきてしまいます。
これらが更にひどくなり
末期の症状
- 寝返りがつらい
- 夜間痛がある
- ゴキゴキと大きな音がなる
- 歩行が困難
何もしなくても痛みがある
という症状になっていき痛みで生活に支障をきたしてしまうようになってしまいます。
変形性股関節症の分類
変形性股関節症になる原因として「一次性」と「二次性」に分類されています。
一次性
原因が不明(ケガや先天的な問題ではない)、老化や負担がかかり軟骨がすり減りおこるもの。
二次性
「先天性股関節脱臼」「先天性臼蓋形成不全」というような異常が股関節にあったり、ケガによっておこる変形。
日本では「二次性」が90%を占めると言われています。
女性は出産をするために骨盤が広くなっていて、股関節に異常をきたしやすいと言われています。
それと女性は特有の座り方「女の子座り」という正座を横に崩した座り方をしますよね。
あの座り方は骨盤・股関節に負担がかかるのでそれも女性に多い原因と考えています。
はっきりした原因はまだわかっていないのが現状です。
このように「一次性」と「二次性」に分類されています。股関節にある「軟骨」はクッションの役割をしているのですが、それがどんどんすり減ってしまうと骨に負担がかかり痛みが引き起こされます。
一次性、二次性どちらにも言えることですが、股関節にかかる負担を軽減することで、変形性股関節症や痛みを予防することができます。
一般的におこなわれる変形性股関節症の治療
そして病院や他の整骨院でおこなう治療は
物理療法
電気をかけたり、マッサージ・ストレッチがおもにおこなわれます。アイシングをすることもあります。
サポーター・テーピング
サポーターやテーピングを貼ることで、負担の軽減をはかります。
しかし、依存してしまい筋力低下や動きが悪くなってしまうこともあるので長期の使用は控えたいものです。装着しても変化がない場合は使用しない方が良いです。
運動療法
股関節に痛みがあると「筋力をつけましょう!」と指導されることがありますが、この状態で運動をすれば、負担がかかるので変形が進行してしまいます。
股関節が動きにくい状態にあるので、まずは動きやすくする必要があります。
間違っても痛みをこらえて無理に運動やストレッチなどはしないでくださいね!!
薬物療法
湿布や飲み薬を処方されます。痛みを和らげるものであって治療方法ではありません。痛みが我慢できない場合は有効な方法です。
手術
進行が進んで末期まで行くと手術を選択する場合が多いです。有名な医者になると6か月待ちなどすぐに手術ができない場合が多いです。
一般的に病院や整骨院で言われる原因
病院や整骨院などで、変形性股関節症・股関節痛になる原因は一般的に
- 肥満傾向(BMI25異常)
- スポーツをしている、していた(特にゴルフ・野球・マラソン)
- 重いものを持つ仕事・農作業をしている
- 乳幼児期に臼蓋形成不全と診断された
- 脱臼経験がある
このような方に見られやすいです。
それともう一つあり「歩き方がおかしいと言われた経験がある人」です。
当院がおこなう変形性股関節症の整体
上記のようなことが、変形性股関節症の原因と考えられています。
しかし、上記のような人必ずなるわけではありません。
なるリスクは高いけど本当の原因とは言えない。
整体をすることで変形を改善することはできませんが、痛みのない生活を取り戻すことはできます。
当院がおこなう整体の「3ステップ」
変形性股関節症におこなう整体は明確な目的をもって、的確なアプローチをおこなっていきます。
- ①自律神経を調整して全身の筋肉が過緊張してる状態を改善する
- ②内臓疲労を解消して循環の良い・歪みのない状態にする
- ③痛みのある部位へアプローチして正しい動きを習慣づける
具体的におこなう整体方法は
- 自律神経の調整
- 内臓の調整
- 足(股関節・膝・足首)の調整
自律神経の調整
変形性股関節症の一番の大きな原因になっているのは自律神経の不調です。
自律神経が不調になると、全身の筋肉がガチガチに過緊張おこします。
ガチガチに硬くなっている状態で日常生活をおくると、股関節に負担がかかりつづけて変形をおこしてしまうのです。
頭や背中に軽い刺激を与えて、自律神経の働きを調整することで全身のがちがちを緩めて「スッキリ」としていきます。
他では良くならなかった股関節痛が当院の整体で改善されるのはこのように全然関係がないようなところも調整していくからです。
内臓の調整
内臓疲労があると冷えをおこしたり、筋肉が硬くなり、動きにくくなります。
そんな状態で立ったり座ったりをすると痛みがでやすく、ひどくなると変形を引き起こします。
お腹に手を当てたり、背中にアプローチをすることで内臓疲労を解消していきます!!
足(足首、膝、股関節)の調整
まずは足裏が地面にしっかりつける、真っ直ぐ立てるように足を調整していきます。
足首を捻挫した経験があったり問題があると、座っている時に足底全体で地面につかず、足首を曲げて小指側で地面についていることがクセになっています。
このような人は足首にズレが生じてしまい、膝に負担がかかりやすい立ち方・歩き方をしてしまいますので、足首を調整していきます。
股関節や膝関節も捻じれている(内股・O脚など)ことが多いので捻じれを解消していくことで、足を上げやすい状態にしていき股関節の負担を軽減していきます。
変形性股関節症の整体をお探しの方へ
股関節痛を引き起こしている原因を当院オリジナルの整体で改善していきます。
痛みのない整体なので整体がはじめての方でも安心してうけられますよ。
追伸
整体で変形を改善することはできませんが、動きを取り戻し、痛みを解消や楽にできることもあります。
「手術しかありません」と言われても、足が上がるようになって手すりを使わなければ上がれなかった階段を上がれるようになったり、小走りができるようになっていくこともあります。
手術はしたくないという方は、まずは一度ご相談くださいね!
こちらの記事にも詳しく書いていますのでぜひ参考にしてください。
