ドラマ「明日の約束」を見て思う女優・井上真央の力

どうも。仙台の整体「根白石整骨院」

日本酒好き整体師の荒川です。

とうとう2017年の10月秋のドラマが終わりました。今日で「陸王」が最終回。

だからまだ終わってはいませんね(笑)

今期もほとんどのドラマを見てましたが。その中で注目していたドラマがあります。

それは「明日の約束」

藍沢日向は高校のスクールカウンセラー。 学校や家庭の問題に悩む生徒の心のケアに生活をささげる。 背後に“毒親”とも言える過干渉な母親とのいびつな関係に悩んで育ってきた経験があったからだ。 ある男子生徒から、好きです…と告白されるが、その翌日に彼は不可解な死を遂げてしまう。 誰が彼を死なせたのか…。彼がいなくなった世界で...

学校が舞台になっている物語です。

なぜ注目したかというと扱うテーマもですが、

女優の井上真央が久しぶりの復帰作だったからです。

しかも、井上真央が演じる「藍沢 日向」は学校のカウンセラーですが、自分も母親に対するトラウマを抱えながら、学校の生徒に向き合うという難しい役。

そして扱うテーマも「死」というものなのでとても繊細な話。

なかなか難しいドラマと思い観るのに時間がかかってしまいましたが、ドラマを観た感想を書きました。

ドラマ「明日の約束」を観ての感想

観る前に思っていたのは「いじめ」を扱うドラマなのかなぁ?って。

学校の人間関係もありますが「親子関係の問題」についてのドラマでした。

「独善的」な親(母親)に振り回される子供のドラマ。

このドラマを観ていて思ったのは「現実的」ということ。

ニュースを観ていてわかるように、現代社会は家での親子、家族関係で悩まされている人は多いと思います。

人には言えない悩みを抱えている人が。

主人公である日向も生徒の問題や悩みに相談になりアドバイスをするわけですが、日向も母親との問題を抱えているわけです。

複雑な世の中を表している。

最終回の終わり方

それぞれの旅たちで終わったのが印象的。

とくに日向が家をでる、そして今までのことを誤ってほしいと言ったときに母親(手塚理美)が激怒するのです。

一般的なドラマというか「今までのことはごめんね」と泣きながら抱き合うようなイメージがあるのですが、このドラマはそうではなかったのです。

最終回の日向がみんなに伝えた言葉「辛かったら逃げてください」

学校を辞める日向が全校生徒の前で伝えた言葉です。

悩みや苦しみを抱えてもそれでも生きている

それでも生きていることを誇りに思う。

辛かったら逃げてください。

生きることから逃げることさえしなければ人はやり直せるから

自分を大事にしてください

たとえ幸せな明日を約束されていなくても。

それでも明日を生きていることが何より大切なんだと信じてください。

この言葉を話したのは

一番許せないのは圭吾くんです。

と伝えたからです。

書いてみたけど書くのが難しいドラマ

自殺した人を一番許さないと伝えたこのドラマ。

「現実的」と感じたこのドラマは、複雑な世の中になっていることを表しているなぁと。

ボクもドラマを観た感想といわれれば「多くの観て欲しい」そうしか伝えられないドラマだ。

でも多くの方に「勇気」をもたらしてくれたドラマだと思います。

すごく疲弊もするドラマだけど、良いドラマでした。

そしてテーマがテーマなだけに多くの人に観て欲しい。

井上真央の力

大河ドラマや朝ドラで主演もしている言わずと知れた女優ですよね。

この作品はそんなに多くの有名な出演者がいるわけではありません。同じクールのドラマを観ていると主役級が多い豪華な出演者で作られたドラマもあるなか、このドラマには主役級の方が多くでているわけではありません。

ボクはドラマを観ていて「井上真央のドラマだなぁ」とそう感じました。

スパースターでもなく、悩みを抱えている一人の普通のカウンセラーな役なのですが、存在感があるわけです。

地味なのに存在感ありというような。

これは井上真央にしかできない役だなぁと。

ドラマを観ていて「この役は○○でも」と考えたりするのも好きなのですが(笑)この役は井上真央しかいない。

これからも出演するドラマや映画でも注目ですね。

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荒川 佳祐

子供の整体(シーバー病・オスグッド)・足底筋膜炎・股関節痛・坐骨神経痛など「足の痛みしびれ専門院」の院長。 美味しい食事に合った日本酒を求めて年間150種類は飲む日本酒好き整体師。 冷酒・燗酒・常温酒どれも好きです。