
寒くなってくると、あることをする方は増えます。
とくに変形性股関節症で悩まされる方は、お腹・腰・股関節にする方は多いかと。
それはホッカイロを貼って生活するということ。
これ悪いことではない感じがしますが、実は良くはありません。
身体を冷やすことは痛みを引き起こしたり、免疫が落ち風邪をひくきっかけになります。
だから冷やす環境で生活をすることは良くありませんが温め続けるのも良くないのです。
なぜかというと、温めるというのも「刺激」になるから。
人は刺激である「ストレス」がかかり続けることで疲労します。
温め続ければ身体がむしろ疲れてしまうのです。
そして貼り続けるということは、そこは常に熱があるので、身体は「暖かい」と認識します。
そうなると身体はむしろ冷やす方向へ行ってしまう。
ただ、寒さがきついときに無理してホッカイロを使うなというわけではなく、貼って同じ場所を温め続けることが良くないわけです。
貼るタイプではないものをポケットに入れたり、たまに当てるというような使い方をすればいいかと思います。
冷えないようにしてほしいのは、熱を加えるではなく「保温」するという考え。
腹巻やレッグウォーマーやマフラーや手袋などを使って「保温」するという考えを持ってください。
温めると痛みがやわらぐから「いいこと」と思ってしまうけど、ずっと温め続けることなんでできませんし、疲労をするからどこかに不具合がでることだってあるのです。
四六時中使うことは絶対にしないようにしてください。
常にずっと痛いという方にホッカイロを貼り続けている方が多い気がします。
【根白石整骨院の情報は下記から】
荒川 佳祐
最新記事 by 荒川 佳祐 (全て見る)
- 忙しさの後に『楽しかった』と思える仕事ができるのは幸せなこと。 - 2025年11月16日
- 変形性股関節症は身体の状態を良くすることと「正しい身体の使い方」を身に着ける必要があります。 - 2025年11月15日
- 変形性股関節症で「ウォーキングをした方がいいの?」という質問に対する答え。 - 2025年11月14日
