
変形性股関節症の方がやりがちで、やってはいけないことがあります。
それは「背筋を伸ばす」ということ。
背筋を伸ばすということはいいことと勘違いされていますが、変形性股関節症の方は間違えた背筋の伸ばし方をしています。
多くの変形性股関節症の方は骨盤が前傾している方がとても多いです。
前に倒れているのです。
その状態で無理やり背筋を伸ばすと「反り腰」を引き起こしていしまうのです。
ものすごく腰に負担がかかりますし、骨盤や股関節にも負担がかかりますので、悪化させてしまうケースが多い。
土台に問題があるのに、上の部分だけなんとなく良さげと思うことをやっているという感じです。
だから、ボクら専門家は変形性股関節症の方は立っている姿勢や、歩いている姿勢でわかることが多い。
多くは無理やり背筋を伸ばしている。
その結果として出尻、前かがみ、反り腰という姿勢になっているのです。
骨盤の前後の動きが悪くなっているので、まずはそこが動くようにしていく必要があります。
多くの変形性股関節症を施術してきた経験からはっきり言えるのは、股関節だけを見て、股関節だけにアプローチをしていたらまったく良くなることがありません。
変形性股関節症で保存療法で頑張りたいと整体や整骨院に通っていて、あまり変化がないのは全身の繋がり、連動というのを見ていないからです。
全然関係がないようなところにアプローチをすることで、痛みがなくなったり、動きが良くなるなんてことはあるのです。
こういうのは「医学的」に言われているわけではありません。
医学的には関節に異常があるか、ないかがメインですからね。
そういうアプローチの仕方や考え方があるということなのです。
変形性股関節症で悩まされている方は、ぜひ一度専門家である荒川の施術を体験してみてください。
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荒川 佳祐
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