
骨格模型
荒川は「柔道整復師」という国家資格をもっています。
3年間、学校へ通い学び試験を受けて。
国家試験前の数か月はご飯を食べる時間以外はずっと勉強していたと思います。
もう勉強だけ。朝起きて夜寝る前まで。
これは国家試験を受けた方は共感していただけると思います。(それ以外で入学試験を受けたことないので)
なんとなく、ボクらのような仕事をしていると解剖学のような勉強しかしていないように思われますが、看護師と同じような基礎医学について学びます。
そんな国家資格と「整体」という民間療法についての考えを。
国家資格を持っている人と持っていない人の手技療法
ボクらのような「治療院業界」というのはいろいろな資格と、いろいろな形で開業をしていると思います。
接骨院・整骨院
鍼灸院
マッサージ院
こういう名称で開業できるのは
接骨院・整骨院は「柔道整復師」
鍼灸院は「鍼灸師(鍼師・灸師)」
マッサージ院は「あん摩マッサージ指圧師」
この4つの国家資格をすべて持っている方もいるし、組み合わせで持っている方もいます。
鍼灸整骨院とかがそれの代表例。
たぶん、多くの方が思うの「整体院」とはなに?ということ。
「整体師」という国家資格はありません。
民間資格というものでスクールなどで発行される資格になります。
こういう整体院を開業されている方の中には、何も学校へ通うことなく「習った」というだけで開業されているケースもあります。
誰でも開業できるというのが現実あります。
いま、問題になっているのはこういうこと。
ただし「整体院」という名前でも国家資格を持って開業されている方もいます。
さきほどの4つの国家資格の他に「理学療法士」という病院でリハビリの仕事をされている方も増えています。
ホームページには国家資格を持っている先生は必ず明記していると思います。
そういう資格を持っているかどうかを気にされる方はチェックされたらと。
ボクも「整体」というものを施術でやっています。
整体師という資格がないように、整体というのは誰でもできます。
自分の場合は柔道整復師がしている「整体」なのです。
これは他のところもそうだと思います
鍼灸師がする「整体」もあれば、理学療法士がする「整体」もあるわけです。
そして整体師がする「整体」もあるのです。
ボクがお伝えしたいのは国家資格を持っていない先生だから腕が良くないということではありません。
国家資格を持っていなくても腕がいい先生はたくさんいます。
ただ400万から500万くらい3年間授業料を払って学び国家試験を合格してきたという大変な思いはしてきていないのがある。
それがすべてではありませんが、人の身体を触るには最低限の知識がないと「禁忌」というやってはいけないことや、それに対しての恐怖心というのが薄れるように思います。
【根白石整骨院の情報は下記から】

荒川 佳祐

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