
根白石近辺
写真ととっている方向はパークタウンの寺岡です。
やっぱり緑を見ると癒されますね。
ボクはどちらかというと都会の方から田舎へ向かって通勤しているので「商売するのに田舎へ向かうのか」という気持ちになることもありますが(笑)こういう緑でストレスが解消されるなと思ったり。
緑を見ても何も思わないときは危険だなぁと思うのです。
臼蓋形成不全と変形性股関節症と股関節痛の関係
先日はじめて来院された方から聞かれたことで、股関節の痛みで悩まされる方から聞かれることが多いのですが「なぜ、股関節専門の整体や整骨院が少ないのですか?」ということ。
本当に少ないと思います。
肩こり、首こり、腰痛、頭痛はよく目にしますし、膝痛も目にすることがありますよね。
でも「股関節」はあまり目にすることがない。
正確な少ない理由はわかりませんが、ちょっと大変というのはあるかもしれません。
上半身と下半身をつなぐ複雑な関節を施術していくわけなのでね。
勉強もたくさんしなければいけないし、何より悩まされた経験がないとイメージがつきにくい。
少ない症状ではないけど、他の症状に比べれば一般的ではないですし。
自分の場合は自分自身が悩まされたり、母親が変形性股関節症で悩まされた経験があるから。
前置きが長くなりましたが今日の本題へ。
「臼蓋形成不全を放置すると変形性股関節症に進行するけども」について
「臼蓋形成不全」というのは股関節が正常ではなく生まれた状態をさします。
股関節が不安定な状態になっているということ。
この状態で生活をしていると、いつかは股関節の痛みで悩まされます。
そして、どんどん進行していくと「変形性股関節症」になってしまう。
ここからが大事なので、少しややこしいですが頑張って読んでくださいね。
臼蓋形成不全は関節が不安定なので、その分は筋肉に負担がかかります。
筋肉が硬くなれば関節に負担がかかるので変形しています。
これが変形性股関節症の流れ。
また別な考えでいうと、臼蓋形成不全の方は筋肉が硬くなりやすいのでその結果として痛みもでやすい。
これ何を言いたいかわかりますか?
変形性股関節症だから股関節痛になるのではなく、股関節周りの筋肉が硬くなっているから股関節痛がでやすくなるのです。
変形性股関節症=股関節痛というのは間違い。
臼蓋形成不全という関節の問題が痛みの原因とも言われることが多いですが、だったら生まれたときからずっと痛くなければおかしいですよね。
だんだんと筋肉が硬くなってきて痛みがでるから20代や30代になって股関節痛に悩まされることが多いのです。
そして、この考えでいうと臼蓋形成不全でも筋肉が硬くならないようにケアをしていれば変形性股関節症まで進行しない。
放置するから進行してしまい、関節の動きに制限がでるようになるのです。
臼蓋形成不全の方はケアが必要ですし、股関節痛の方も必要です。
そして変形性股関節症になっていたらそれはやらない以外の選択肢はない。
股関節の症状でお悩みの方はぜひ専門家へ相談してくださいね!
【根白石整骨院の情報は下記から】

荒川 佳祐

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