
バスケットをしている子供にオスグッドは多いですね。
そんなオスグッドについて
うちではオスグッドの原因を大きく「3つ」に分類しています。
・体調の問題
・使い方の問題
・バランスの問題
というようにまずは大きく3つに。
今回はその中での「バランスの問題」について書いています。
バランスというと歪みとかそんなことをイメージされることが多いですが違います。
立ったときに重心を踵にしてみてください。
その状態で屈伸をしてみましょう。
できますか?
たぶんですが膝が曲がらない、曲げにくいというのがわかると思います。
これは踵重心になっていることで、バランスが悪くなって身体をうまく使えていないので負担がかかりオスグッドになるということなのです。
こういうバランスの問題でストレッチや揉むほぐしのようなことをしても良くなることはありません。
なぜならばバランスの問題だから。
そしてこれで終わりではなく、ここからさらに「バランスの問題」を細分化していくのです。
踵重心になるのだって、立ち方の問題もあるし、口呼吸になっているなど身体の問題もある。
疲労していて重心が踵にいく状態ということも。
ちょっと難しい話になりそうですが、理解してほしいのはオスグッドになるのは、何か一つの原因があるわけではなく、こういう問題が絡みあって引き起こされるのです。
多角的にみていき、アプローチをする必要があるのです。
うちではオスグッドの子供が1か月以内には運動に復帰できるのは、こうやって全体と局所など多角的にみているから。
オスグッドを成長痛やストレッチ不足と考えているなんてもったいない。
思っているより早く運動できるようになることがほとんどですから、1日も早く連れてきてください。
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荒川 佳祐
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