「局所」と「全身」という考え。痛みが楽になるのと良くなるのは大きな違いがあります。

からすみ@日本料理うつせみ

仕込んでいたカラスミを見させてもらいました。

これだけでかなりの金額になるでしょうね(笑)

料理は作るだけではなくて「仕込」があってできあがるもの。

ものすごく時間や労力があっての作品なのでリスペクトを持っていただいております。

自分ができないことができるのって本当にすごい!

「良くなる」と「楽になる」の違い

世の中にはいろいろな療法があります。

そして「西洋医学」や「東洋医学」など考え方もさまざま。

それぞれにメリット、デメリット、得意なこと不得意なことがあるのではないかと思います。

ボクも施術で得意なこと、不得意なことがあります。

不得意なことでいうと、即効性のあることをするということです。

例えば、足を痛めて明日は「なんとしても動かなければいけない」というものは得意ではありません。

それは「局所」の考えの方が得意だと思うのです。

代表的なことでいうと「薬」「注射」なんかがそうです。

即効性がありますよね。

痛み止めの薬をほとんど飲んだことがなかったのですが、親知らずの手術のしたときに飲んだらものすごく効いたのに驚きでした。

薬すげーー!!みたいに(笑)

ただ、持続性があるかというとそうではありませんよね。

そして飲み続けることによって負担がかかり副作用が。

「困ったときに頼る」というのが本来の使い方だと思うし、そうしたいものですね。

ボクのしている整体というのはまずは「全体を良くする」という考え。

全体が良くなって局所にアプローチができるようになったらしていくという「段階」があります。

今日動けないのを明日まで動けるようにというのは得意ではありませんし、できません。

テーピングもしませんし。

ただ、全体という「根本」から良くしていくので持続性はあるし、再現性も高いものです。

そして即効性はなくても短期間で良くなってくれるものですから。

その場で楽になるのと、身体が良くなるのは全然違うのです。

お風呂入って温めたりすればその場は楽になったりするけど、すぐにまた痛みがでるというのはそういうこと。

その場はすごい良くなっても「すぐに戻る」というのは良くなっていなからなんです。

どっちがいいか悪いの話ではなく、どっちを求めているのか?

いろいろな先生にあって療法の施術を受けてきたけど、どっちもできるというのにはボクは出会ったことがありません。

あ、鍼はまだ受けたことないのでわかりませんが(笑)

ぜひこういったことを知っていただければと思います。

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荒川 佳祐

子供の整体(シーバー病・オスグッド)・足底筋膜炎・股関節痛・坐骨神経痛など「足の痛みしびれ専門院」の院長。 美味しい食事に合った日本酒を求めて年間150種類は飲む日本酒好き整体師。 冷酒・燗酒・常温酒どれも好きです。