整体を受けて悪化するとはどんな状態?悪化と好転反応の違い。

どうも。オスグッドの専門家「根白石整骨院」

日本酒好き整体師の荒川です。

「整体を受けて悪化した!」という経験をされた方もいるかもしれません。

もしくは「整体を受けて悪化したら怖い」そんな気持ちの方も。

整体をうけて悪化したと感じとき

多くの方がうけた翌日に痛みが強くなったり、今まで痛くなかったところに痛みがでると「あれ?!これ悪化しのでは!!」と感じるようです。

確かに痛みが強くなったり、痛くないところが痛くなれば悪化したと思いますよね。

でも必ずしもこれは悪化しているわけではないのです。

人間には恒常性がある

ホメオスタシス(恒常性)と専門的には言うのですが、簡単に言うと「一定に保つ」という働き。

例えば、暑いところに行っても急に体温が上がったりしませんよね?

そういうようになれば生命の危機にさらされるので、一定に保つという働きがありません。

整体は良くも悪くも今の状態を「変えよう!」ということをするので。

その反動がでてしまうこともあるのです。

これは「好転反応」と呼ばれるもの。

好転反応がでやすい人

・体力が落ちている人
・疲労に対して回復力がおいつかない
・長期間にわたって薬を飲まれている方

このような方は好転反応がでやすいです。

だから当院では高齢者の方などは、できる限り短時間で施術を提供するようにしています。

悪化するケースは

整体をうけて悪化するケースは

・強い痛みがでる整体
・長い時間の整体
・刺激が強い整体

このようなケースは悪化する可能性があります。

強い痛みや長い時間というのは、本人でも感じることですが、一番やっかいなのが刺激が強い整体というもの。

本人が気持ちいいと感じるものでも刺激を強いことがほとんど。

痛気持ち良くてスッキリは危険

よく聞くのが痛気持ち良くてスッキリした!という言葉。

この言葉を発している人は明らかに刺激が強い可能性が高いです。

強い刺激を身体に与えるとすっきり感というのがでます。ボキボキされるのも。

でもそれが「良くなっている」とは限らないのです。

自分で首をひねってボキボキと鳴らしてすっきりするのは脳の勘違いです危険。

ストレッチなんかもほとんどが強すぎていて、負担をかけていることが多いです。

痛みを感じるときは言うべき

施術をうけて痛いときは「痛いです」と言うべきです。

そして合わないと感じたら固執しないで他のところを探すべきです。

新しいところを探すときにお問合せで「痛い整体ですか?」と質問するのもいいでしょう。

絶対に我慢しないでください。

我慢の先に痛み改善はありませんからね。

いつまでたってもやってきませんよ!!

根白石整骨院がおこなう好転反応の対応

ボクは必ず整体をする前に「このような反応がでることがありますよ!」という話をします。

整体を受けている人からすると、ものすごくソフトな整体をしているので「これでもでるの?」そう思う人もいますが、最初に書いた好転反応がでやすい条件が重なるとでます。

そしてソフトな整体だけど、身体はかなり変化しますから。

好転反応がでやすい人には、気を付けて施術をおこなっています

「負担がかかるのでここまでしか施術できません」というのもはっきりと言うようにしていますよ。

自分にでているのは好転反応なのか、悪化なのか?一度考えてみましょう。

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荒川 佳祐

子供の整体(シーバー病・オスグッド)・足底筋膜炎・股関節痛・坐骨神経痛など「足の痛みしびれ専門院」の院長。 美味しい食事に合った日本酒を求めて年間150種類は飲む日本酒好き整体師。 冷酒・燗酒・常温酒どれも好きです。