「職人」としての働き方

どうも。仙台の整体「根白石整骨院」

日本酒好き整体師の荒川です。

ボクの仕事のメインは整体という「職人」

そんな職人としての働き方について書きました。

職人としての働き方


どうあるべきか?と考えるときは、逆に「どういう働き方は嫌か?」というのを考えます。

職人として、嫌なことって

「システム化」されることだとボクは思っています。

ボクがもし雇われていたら、システム化しているところは辞める。

システム化が嫌な理由

誤解してほしくないのはシステム化が悪いわけではないです。

ルールを決めることで効率が良くなるため、同等なサービスを提供したり、会社を大きくするためには必要なことかもしれません。

でもね、もしシステム化を入れると「それボクじゃなくてもいいよね?!」と思う事があるのです。

飲食店で言うと

日本酒好き整体師に関係深い飲食店。

そして例えやすい(笑)

ボクがお酒を提供する立場になって、そこのオーナーや店長さんから「○○(料理)には□□(お酒)を出すように」と決められていたら、楽しくないとボクなら思うのです。

もちろん、システム化という決め事は必要なこと。

同等のサービスを提供するためには。

ただ「職人」として働くときに、システム化されて決めっているなら、誰でもできることじゃないですか?

やはり誰だって必要とされたいと思うはず。

そして熟練した職人になってきたら、個性は出したくなるはず。

根白石整骨院の取り組み

根白石整骨院にはボク以外は1人しかいません。

そして、スタッフはボクの弟子というわけではないです。歳はボクより6個上だし。

信用している一人の職人としてうちで働いてもらっている。だからうちにはルールがなに一つない。

責任を持って担当している患者さんを診ること。それだけ。

ボクにない個性で、患者さんと向き合ってもらえれば良いと思っています。

ただ、うちのスタッフは自分のやり方とボクのやり方で、ボクのやり方の方が良いと思ったらいつの間にか真似をというか取り入れています。

これはボクが出してきた結果を見て感じたこと、そして自分自身が腑に落ちたのだと思います。

そうできる人間もいる。

でも、できない人もいるのです。

説明が絶対に必要

ボクが一番嫌なのは「俺が正しいからいう事を聞け」というようなこと。

実際はまだ未熟でできないのに、できると勘違いしている人もいるわけです。

そういう人間にはなぜ、あなたがルール通りに働かなくてはいけないかを詳しく説明をしてあげることも必要なんではないかなぁって思う。

自分なりに考えてやっていたものを、何の説明もなく否定されると、頑なにしてしまいますからね。

余計に聞きたくなくなるんです。

個性を生かさない経営者は嫌だ

職人はこだわりを持っているから個性を出したくなる。

そんな人に向かって「いや、うちの会社は俺がルールだから、もし個性出したいなら自分でやれば?」というようなことを言う経営者はボクには理解ができない。

「社長のオレが言うのだから言う事を聞け」というのは傲慢であり、怠慢だから。

そんな事を言える人は、上に立つ資格がないと思うし、一人で働けばいいのにと感じる。

理解してもらう必要があるのです。伝えるだけではなく理解をね。

これからの職人に求められること

ボクはアドリブ力だと思っています。

整体の仕事で言うと、患者さんに痛みの原因など説明をしていくわけです。

一人一人にわかりやすく説明をしなければいけないので、毎回使う言葉って違ってきます。

もちろん「最低限伝えなければいけないこと」というのは決めています。

でも、ほとんどはその時のアドリブ。

そして深刻な症状が増えている現代社会は、さらにアドリブ力が必要になる。

施術だけで良くなるわけではないから。

だから整体の勉強だけではダメな気がしています。

もっといろいろなものから得るということが必要と感じています。

ちなみに

うちの職場はルールがないから、それはそれで大変だと思う(笑)

自由というこは責任も伴います。

それは理解しないで、言いたいこと言うのはただのワガママですからね。

では、また!!

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荒川 佳祐

子供の整体(シーバー病・オスグッド)・足底筋膜炎・股関節痛・坐骨神経痛など「足の痛みしびれ専門院」の院長。 美味しい食事に合った日本酒を求めて年間150種類は飲む日本酒好き整体師。 冷酒・燗酒・常温酒どれも好きです。