どうも。オスグッドの専門家「根白石整骨院」
日本酒好き整体師の荒川です。
根白石整骨院には、最近観た映画のパンフレットを置いています。
映画を観た患者さんから「先生も観たのですか?」と聞かれることが多いのが
「万引き家族」
世界三大映画祭のひとつであるカンヌ国際映画祭で、『万引き家族』で最高賞のパルムドールを受賞して話題になったからね。
この映画の監督「是枝 裕和(これえだ ひろかず)」という映画監督をご存知でしょうか?
ボクは是枝作品が好きなのです。
今回は映画「万引き家族」の感想と、是枝監督・作品について好きな理由書きます。
映画「万引き家族」を観ての感想
リリーフランキーが主演の映画なのですが、ご本人も言っていたけど代表者であって家族「全体」が主役だと。
出演者の演技力に圧倒され、特に子供2人の演技はすごかった。
そして、観た後に感じる「あのシーンはなんのために?」と思わせられることが今回も多かった。
これぞ是枝映画(笑)
映画の終わり方も何気ない光景で終わるのだけど、ボクは何かを問いかけられている気がしてならない。
主な作品
『誰も知らない』
『花よりもなほ』
『歩いても 歩いても』
『そして父になる』
『海街diary』
『海よりもまだ深く』
『三度目の殺人』
『万引き家族』
ドラマ
『ゴーイング マイ ホーム』
ボクが観てきた是枝作品です。
是枝作品の特徴
ボクが観てきて感じたことは
・出演者が同じ
・答えがない
・つまらない
・回数を重ねると面白くなる
これがボクの感想です。
万引き家族でも出演していた「樹木希林」はいろいろな作品にでています。阿部寛も多いですよね。
最後のつまらないが誤解されそうですが、ボクの感想であり、そしてそんな映画が好きなんです。
つまらないと感じる理由
是枝作品が「つまらない」と感じるのは作品の中に波、大きな展開がないのです。
ボクの表現でいうと、サビのない歌のようなイメージ。
たんたんと進み、たんたんと終わっていくというように。
けっこう多くのドラマはハッピーになったり、不幸になったりで終わります。
だから、見どころや結末がわかりにくいというのがあります。
苦手は人も多い映画なのかなぁって思う。
答えがない何かを突き付けられている感覚
終わり方が「日常は続いていくのだよ」と言わんばかりに終わります。
でもね、何か課題を突き付けられている気がするのです。
それがクセになっていき、何回も観たくなるんですよ(笑)
毎回思う事が違ったりもするのです。
何回も観たくなる
映画は何回も同じ作品を観ることがないけど、是枝作品は何回も観てしまいます。
それはどんな作品にも言えることかもしれないけど、見た時に感じることが違うから。
『歩いても 歩いても』
『そして父になる』
『海街diary』
『海よりもまだ深く』
『三度目の殺人』
これらの作品は3回くらいは観ています(笑)
そんな特別に多くはないけど、ボクが同じ映画を3回も観るのはちょっと異常なこと。
そしてね、段々と面白くなっていくのです。観れば見るほど面白く。
今だからわかる
たぶんだけど、20代の頃には絶対に観なかったと思う。
昔はロッキーとかわかりやすい映画が好きだったし(笑)
今回は何が言いたいのかというと「えっ?!賞をとったのになんかイマイチだんだけど・・・」そう感じた人もいると思うのです。
是枝作品が好きな人からすると「それが是枝作品なんです!」ということ(笑)
そして「万引き家族」ではまった人にはぜひ昔の作品も見てほしいです!!
荒川 佳祐
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