「整体」はどんなものだと認識していますか?

土鍋で炊いた「はらこ飯」

今年はいろいろなところではらこ飯を食べています。

当たり前だけどお店によって味が違うからまたそれも楽しい。

どうも。仙台の整体「根白石整骨院」

日本酒好き整体師の荒川です。

ある患者さんの言葉

先日患者さんから「先生の整体をうけて変化がわからない人っているんですか?」と聞かれました。

高齢の方からです。

ちなみにこの方は足底筋膜炎で悩まされていました。

ボクの経験上、高齢の方だと足底筋膜炎の改善に少し時間がかかるケースがあるのですが、この方は5回くらいの施術で痛みがなくなったのです。

最初の質問の答えは「います」

残念ながら100人中100人を良くすることができていません。

変化を感じ、だんだんと痛みがなくなって良くなっていく方もいれば、痛みがなくならないと途中で諦めてしまうかたもいます。

「良くなった」と実感させられなかったボクの実力不足の面もあります。

ただし、100人中100人は身体の変化をしています。

何かしら変化はしています。それは身体が良くなっているから。

でも、痛みがなくなるわけではないから「良くなっている」ということが実感できないのです。

そりゃ、そうですよね。

痛みをなんとかしたくて来ているのに、痛みが減らなければそう思う人がいて当然。

整体は痛みを消すものではない

大事なことなのですが、痛みは消すものではなくなくなっていくものなんです。

ボクら施術者に「まだ痛いです!」という方は痛みは消すものだと思っている方が多いです。

要するに、整体をうけることで痛みがなくなるというような認識。

それは間違った認識です。

整体はよくするための一つの要素であって、身体が良くなっていくから痛みがなくなっていくのです。

間違った認識をしてませんか?

例えば、整体をうけても全く寝れないけど痛みはなくなりました!元気です。なんてことはないのです。

整体をうけてからぐっすり眠れるようになり回復力が働いて、どんどん体が良くなっていくから痛みもなくなっていくもの。

これ変化を感じられないのが悪いと言っているわけではありません。

認識が間違っていると理解ができないのです。

「素材の味を生かした料理です」と言っているのに「これ味つけしないのですか?」というようなもの。

「うちは高級店です」と言っているのに「このお店高いですね」というように。

あとはなんだ(笑)

まずは、整体はそういうものだと認識していただければと思います。

整体でしていること

あちこちで目にする言葉なのですが

「わたしは治しませんし、治せません」ということ。

ボクもその通りだと思う。

「一回で治します」という言葉を目にするとびっくり(笑)

そういう人もいるのかもしれないけど、わりとすごい先生に出会う機会がありますがそんな方を誰一人ボクは知りません。

限りなく難しいことと理解していただければ。

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荒川 佳祐

子供の整体(シーバー病・オスグッド)・足底筋膜炎・股関節痛・坐骨神経痛など「足の痛みしびれ専門院」の院長。 美味しい食事に合った日本酒を求めて年間150種類は飲む日本酒好き整体師。 冷酒・燗酒・常温酒どれも好きです。