No.019踵の痛み思い通りに野球ができない小学生
- 患者情報
- 10代
- 男性
- 小学6年生 野球
- 初回来院
- 2016年28月
- 症状
前年の8月ころから踵に痛みがあり野球ができなくなってきた。ランニング、ダッシュをすると痛みが強くでる。整形外科ではシーバー病と診断されて湿布のみ。近所の整骨院でも治療を続けたが変化なく名取からネットで調べて当院へ通院。
治療内容と経過
●初回
検査:
・重心⇒踵に重心があり反り腰になっている
・柔軟性⇒立った状態で前屈をしてもまったくつかない。
・股関節・膝・足首の動き⇒内股・捻挫の経験があり足首に捻じれ
・歩行⇒歩き方がおかしく着地に問題あり。
・姿勢⇒猫背になりストレートネックにもなっている。
・内臓疲労⇒肝臓疲労があり。
・筋力テスト⇒力が入らない状態
施術:
・足指の調整
・足首、膝、股関節の調整
・内臓調整
・首、骨盤の調整
これらをおこうなう。
施術後:立った状態で前屈してもまったくつかなかったのが指がつくように。重心がかわりバランスがよくなる。歩き方も施術後は改善。親御さんも全然違うと変化を実感。姿勢も変わったので「背伸びた?」とのこと(笑)本人も痛みが和らいだと実感
足底の着地の仕方に問題があるのでセルフケアを指導。
●2回目(前回より4日後)
体がすごく楽になったことを実感。走ったりはしていないけど痛みの強さが軽減されたとのこと。
●3回目、4回目は1週間間隔で通院
●5回目(前回より10日後)
野球の練習に参加できるまで回復。
●6回目(前回より12日後)
ダッシュしても痛みがないとのこと。ジャンプしても痛みなし。次回痛みなければ治療終了予定。
●7回目(前回より17日後)
痛みがないので治療終了
その後、1か月後くらいに来院したが痛みもなく練習ができているとのこと。中学に入学して毎日練習しているけど問題ないという報告をいただく。
- 同時に治療した症状
ストレートネック
- コメント
本人がとても明るく前向きに治療に取り組んだので、中学入学前に改善されてよかったと思います。
子供の治療で大事なのは、本人の気持ちと親御さんの理解です。
お母さんも忙しいなか片道1時間以上もかけてつれてきてくださいました。そして「どんなことしたらよいですか?」と積極的に取り組んでもくださいましたので、早く改善されたと思っています。