整体の時間は長い方が良いと思っているのは間違い!
整体やマッサージを長時間うけた方が良いと思っていませんか?実はその考えは間違いです!
- 長く整体・マッサージをされた方が良くなる
- 長くされた方が得した気持ちになる
結構そう思っている人が多いのですが実はそんなことありません。
- 整体・マッサージに行ってもその場だけ楽
- 気持ちは良いけど一向に良くならない
- 整体・マッサージ受けると気持ち悪くなる
上記のようなことでお悩みの方に参考になる記事になっていると思います。
最後まで読んで整体・整骨院選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
整体・マッサージについて
一回の整体でできること
整体などをうけて一度の整体で回復できる範囲というのはある程度決まっています。長く施術をしてもそれ以上は良くなってくれないのです。だから長時間の施術は身体に負担をかけてしまうので、良くならないばかりか悪化させてしまいます。身体が壊されてしまいます。
痛み改善を求めすぎる危険性
整体であるあるな会話なのですが「まだここが痛いです」という話。そして再度また調整をうける、まだ痛い・・・と繰り返していくと、身体に過度の負担がかかっています。何回も対応してくれる先生は良い先生のような気がしますが「ここまでしかできません」とはっきり言ってくれる先生の方が真実を話してくれていると思います。
痛みが軽減していれば良くなっている証拠
10あった痛みが8になったとしても2の痛みが解消されているわけです。2良くなっているということ。しかし人によっては8の痛みが残っていると気にしてしまいます。これは「まだ身体の状態が良くないですよ」という状態だからです。
整体ができること
実は多くの方が勘違いされているのですが整体で痛みを治すことはできません。
整体をうけて身体の状態が良くなることで痛みが自然と改善されていくだけなのです。
長い整体やマッサージの問題点
人の体に刺激を与えるという事はよくも悪くも「外力」です。人は本能的に外力から守る働きがあります。長い時間も刺激を与えられていると常に外力から守るように筋肉が硬くなり、身体はおかしくなってしまいます。
例えるなら「温泉」
身体を温めることで良いとされているいますが、入浴して温まる程度も決まっています。長い時間入浴している人いますがあまり身体に良いとは言えません。長時間入浴して身体がだるくなるのは入浴しすぎということが言えます。
人間には恒常性があるから
恒常性は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。(ウィキペディアより引用)
ものすごく簡単に書くと人は生命維持のため急激な変化をしないようになっているということです。例えば、気温に対して体温が急激に変わってしまうと生命の危険にさらされます。そうならないために人は汗をかいたり、身体をぶるぶる震わせて体温を一定に保つためにしているのです。
痛みというものは?!
誰でも痛みなど不調があることは嫌なことです。できればない方が良いです。多くの方が勘違いされていますが、痛みは悪いものではないのです。
「あなたの身体どこかおかしいですよ!」というお知らせなのです。
痛みを無理やり止めるということ
でている痛みを薬や注射などで止めてしまうということは、身体が発しているサインを無視しているということになります。痛みだけを止めて原因を改善しなければどんどん身体は悪い方へ行ってしまいます。だから薬を飲むことが問題なのではなく、飲み続けることが問題になると考えられているのです。
まとめ
根本的に治した!と言いながら、安価な料金でうけられるからと整骨院を探したり、長い時間施術してくれるところを探していませんか?
近所だから、付き合いで、そんな言葉を聞くことがあります。しっかりと探せば良い治療院に巡り合えるはずですので、諦めずに探しましょう。
また魔法のように一回で痛みを消してくれるようなところはまずないので、何回か治療に通う覚悟も必要になります。健康な体があっての、仕事、趣味だと思いますので、あなたの健康と料金などと天秤にかけることなく、なんとかしてくれる先生を本気で探していただければと思います。
そして長い時間の施術をうけて身体を壊す人が一人でも減っていただければと思いこの記事を書きました。