五十肩に効果的なストレッチ
五十肩で痛みを我慢してストレッチを一生懸命にしていませんか?
五十肩で肩に痛みがでることで服を脱ぐのがつらいなど、今までできていた日常生活に支障がでてしまいます。このように肩が痛み動きが制限されると「身体が硬いから動かない!?」と思い、ストレッチをして無理やり動かそうとする人がいますが、残念ながら、それでは痛みは解消されませんし動くようになりません!!
まず知っていただきたいのが、痛みがでるのは「それ以上動かしてはいけないよ」というお知らせです。
目次
●【五十肩・四十肩の症状】
五十肩で肩に痛みがあることで
- 腕を上げると肩に激痛がはしる
- 髪を洗おうとすると肩に痛みがでる
- 服の着替えの際に痛みがでる
- 肩に激痛があり寝返りや熟睡ができない
- 逆の肩を触ることができない
日常生活に支障をきたしてしまいます。四十肩・五十肩は「肩に痛み」がでますが、肩に原因があるとは限らないのです。
肩甲骨が硬いから肩甲骨のストレッチなどをしても動くようにはなりません。私も以前はそう思っていましたが、その方法で四十肩・五十肩の痛みが改善するにはかなりの時間がかかっていましたし、あまり効果的な治療とは言えませんでした。。。
●【当院が考える五十肩を引き起こす原因】
四十肩・五十肩でおこる肩の痛みはさまざまな原因が考えられます。
- 手首に問題がある場合
- 肘に問題がある場合
- 鎖骨・肩甲骨に問題がある場合
- 頚椎・骨盤に問題がある
- 太ももや膝に問題がある場合
このような状態になっていると五十肩を引き起こしてしまいます。
先日も五十肩と病院で診断された方が来院されたのですが、膝と太ももの動きが悪かったので、動きやすいように施術をしていくと「肩が痛くない!上がる!!」と痛みなく動くようになりました♪
全身を見ていくと、肩の動きを悪くしている原因がわかります。動きを悪くするものがあるから、動かないのです。それを無視して無理にストレッチをしても動くことはありませんし、悪化してしまいます。病院や他の接骨院・整骨院で、痛いの我慢しながら動かすという治療やリハビリを提案することがあるようですが、痛いのを無理に動かすと体は嫌がり、筋肉は縮こまってしまうので余計に動かなくなります。
だから無理にストレッチをしないでくださいね!!五十肩や四十肩などは肩に痛みがでます。でも肩に痛みがでても肩に原因があるわけではないのです!
この原因は首だったり背中だったり腰・太ももにあったりするのです。「えっ!!」とおもうかもしれませんが痛いところに原因がないことの方が多いですよ!だから五十肩や四十肩で肩に電気をかけたり、マッサージをしても良くならない方が多いんのです。肩が挙がらないように周りの筋肉が引っ張っているのが多くの原因です。
邪魔しないでね~と教えるように筋肉を緩めていくと自然に肩の痛みがなくなりあがるようになります!
●【五十肩の効果的な運動ストレッチ】
肩の痛みがひどくて悩まれていると、当然ながら肩を動かさなくなります。そりゃそうですよね。痛みがあるんですから(>_<) でも、肩だけだけではなく痛い方の腕を使わなくなってしまいます。
要するに、手首や肘も使わなくなるということ。これは肩の痛み解消にとって良くないことなんです。
なぜかというと動かさないと血流が悪くなってしまうから。だからと言って痛い肩を無理に動かす必要はありません。
動かせる手首や肘を動かせばいいのです!!症状にもよりますが、これだけで肩の動かせる範囲が広がっていきますよ。施術後に「肩を挙げてみてください」というと「あれっ!上がる!!」と驚かれます。
効果的な運動ストレッチは
- 指先をグーパーして動かす
- 手首をぐるぐる回す
- 肘の曲げ伸ばしをする
意識して動かしましょうね!!
四十肩・五十肩の症状は、肩に痛みがでていますが、
肩以外を調整することで痛みが解消されて、動かせるようになりますよ~
●【当院がおすすめする五十肩・四十肩のストレッチ体操】
●【まとめ】
自己流でストレッチや運動をすることで悪化する可能性がありますので、専門家に相談してからストレッチなどを実践してください。
患者さんの治療例1
当院には月に2、3人くらい五十肩・四十肩で悩まれている方が来院しています。その方におこなっている治療内容や経過を一部ですが紹介させていただきます。
患者さんの情報
50代・女性(デスクワークをしている)
症状
肩をあげようと外転すると痛みがありできない。五十肩の代表的な症状「洗髪ができない」状態。病院では手術も考えた方が良いと言われ保存療法で良くなりたくて当院へ来院。寝返りもうてない痛みもあり
治療内容と経過
●初回 座った姿勢で肩の外転ができない。前からの万歳もできない。肩と膝のセルフケアを指導。
●2回目 前回から一週間後に通院。痛みはあるが楽になっているとのこと。
●3回目 また一週間後に通院。2回目の施術後から寝返りをうてるように。セルフケアにも励んでいるようで外転もできるように。
●4回目 病院で可動域に検査をして手術する必要がないと言われたとのこと。
●5回目 初回より一か月。洗濯をしたり洗髪もスムーズにできるようになってきた。
●6回目 5回目より2週間後に来院。かなり調子がよいとのことで一か月後の通院指導。
●最後(7回目) 肩を外転しても痛みがないとのこと。初回から2か月半で終了。
同時に治療して症状
膝痛もあり同時に治療。膝や股関節の調整すると肩の動きもでてくることからも、肩の痛みと下半身は関係していると考える。
コメント
とにかく手術をしなくて良かった。積極的にセルフケアをおこなっていただいたので、ひどい状態のわりには早く痛みが改善することができた。
患者さんの治療例2
患者さんの情報
60代・女性(会社経営者)
症状
肩に痛みがあり近所の整骨院へ行ったところさらに痛みが強くなって動かせない状態。
治療内容と経過
●初回 頚椎に問題があり調整すると動きやすくなった。姿勢を無理に良くするクセがあり頭痛もあるようだったので自律神経にも不調が見られ調整。横向きで寝てもらい肩を外転するとできるように。座った状態では施術前よりあがるようになったがまだ痛みあり。
●2回目 初回より5日後に来院。痛みがかなり軽くなったとのこと。初回と同じ治療。施術後には座った状態でも肩が上がるようになる。
●最後(3回目) 前回より一週間後に来院。痛みがないとのこと。不調もなくなり治療を終了!
コメント
5回くらいを目安に治療計画をたてたが、思ったより経過がよく治療を終了する。五十肩は回数がかかることが多いが。この方の場合は「頚椎」の問題が大きく関係していたので早期に改善。
五十肩・四十肩の治療を探しの方へ
病院で注射をうけても良くならないとき「どうすればいいの?」と不安に思うと思います。整骨院へいけば電気をかけたり、マッサージをしてなかなか良くならない。そんな方は本当に多くいらっしゃいます。しかし、適切な治療をおこなえば軽度の五十肩・四十肩であればかなり早く改善されていきます。長期間にわたって注射治療をしてきた場合は少し改善に時間がかかってしまうこともあります。
当院がおこなう整体・治療
当院がおこなう整体治療は
- 肩に負担のかかりやすい状態の改善
- 正しい動きができるように改善
- 回復力を最大限の高めるサポート
これらをおこなうことで肩の痛みを改善していきます。今までうけてきた治療・整体とは異なる方法で最初は「これだけで治るの?」と驚かれますが、適切な刺激で適切な治療をおこなえば五十肩・四十肩は解消されていきます。下記の記事に原因や治療方法についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。