シーバー病・セーバー病にストレッチは必要ない
踵が痛くてストレッチをすると悪化することをご存知ですか?
子供の踵の痛み「セーバー病・シーバー病」は病院では成長痛と言われます。成長痛だから安静にしてください!そう言われてくる方がほとんど当院に来院されています。また整骨院などでは「ストレッチをしてください!」と指導をされるケースも多いです。
たぶん、いや間違いないと思いますが、私が宮城県の整体・整骨院の中で一番多くシーバー病・セーバー病の治療をしています。
たくさんの踵の痛みで悩まれている子供をみてきていますが、ストレッチで治ることはありません。むしろ一生懸命にストレッチをして悪化して当院に来院されるケースが多いのです!
なぜストレッチをしてはいけないのかについて解説していきます。
目次
ストレッチを指導される理由
踵の痛みで悩まれている子供は多くいるのですが、肩こりや腰痛のように一般的ではありません。だから治療経験が少ない先生は多いと思います。私はこのホームページでシーバー病・セーバー病について詳しく書いているのですが、それぐらい治療経験があるから書けるのです。
ストレッチを指導されるケースの多くは、治療方法がないのでストレッチを指導されていると考えられます。病院で湿布を処方するのも同じ理由と思います。
確かにシーバー病・セーバー病で悩まされる子供はふくらはぎがが硬くなっています。だからストレッチを指導するのだと思いますが、もっと考えていかなければ踵の痛みは治りません。なぜ硬くなっているのかを考えなければいけないのです。
ふくらはぎが硬くなっている原因
シーバー病・セーバー病に悩まされる子供にはある傾向がみられるのです。
- 足元が不安定になっている
- 身体のバランスが悪くなっている
- 骨盤に歪みがでていて股関節、膝関節の動きが悪くなっている
このような状態になっているのです。
具体的に解説をしていくと、
足元が不安定になっている
代表的なことをいうと足首の捻挫をした経験がある人が当てはまります。サッカーやバスケをしている子供に多いのは運動量が多いということも言えますが、このスポーツは捻挫をしやすいものです。捻挫をした際に適切な治療をうけていないと足に捻じれやズレが生じてしまいます。それだけではなく、足裏全体が地面についていないことも原因になります。
身体のバランスが悪くなっている
これは「姿勢が悪い」というケースです。姿勢が悪い子はふくらはぎに負担がかかりやすい立ち方をしています。
どのような状態になっているかというと
- 歩く音がうるさい
- 反り腰・出尻になっている
- 足首が硬くてしゃがむのが苦手
このような状態になっている人はバランスが悪くなっている可能性が非常に高いです。
骨盤に歪みがでていて股関節、膝関節の動きが悪くなっている
見た目で「歩き方がおかしい」と感じるタイプです。それと「内股」になっているタイプです。屈伸してもらうと異常がすぐにわかります。
なぜストレッチをしてはいけないのか?
上記のように原因があって踵に痛みを引き起こしているのです。だから原因を改善せずに無理にストレッチをしても良くなることなんてないのです。そして硬くなっている=緊張が強いという状態なので無理にストレッチをすれば痛みが強くなってしまいます。
痛くない方法ならOK
痛みが伴うことがない方法なら問題はありません。当院でも独自のセルフケア方法をお伝えしていますよ!!
セーバー病・シーバー病の治療をお探しの方へ
病院でセーバー病と診断された時、ほとんどが湿布を処方され、運動を控えるようにと指導されるのみ。病院ではまだシーバー病・セーバー病は成長痛だから安静にしてもらうしかないというのが現状で、治療方法は確立されていないのです。他の整骨院ではテーピング・ストレッチを指導されて、マッサージや電気治療がおこなわれるだけで一向に良くならない。
そんな経験をしてきた方は、ぜひ当院へご相談ください。
当院がおこなう治療方法
当院がおこなう治療は、全身をみて調整していき
- 負担のかかりやすい状態の改善
- 身体の回復力を最大限に高めるサポート
できる限り練習を休まない方法での治療・サポートをしていきますが、状態によっては休養が必要な場合があります。気軽にご相談くださいね!それと体の状態が良くなっていきますから、踵の痛みだけではなくパフォーマンスが向上していく可能性もありますよ~
シーバー病・セーバー病の治療方法について、下記の記事に詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてください!!
⇒シーバー病・セーバー病の治療方法