野球肩のストレッチ
野球肩でおこる「肩の痛みに効果的なストレッチ」
私は部員が多い時には100人もいた高校で野球をやっていました。小学3年の時からなので10年間。その中で「肩が痛くてボールを投げるのもつらい」という経験を私もしたことがあります。私だけではなく他の部員たちも。
このように身体の故障で野球を諦めたりしないようにというのは私の使命と思い取り組んでいます。
目次
野球肩になる原因とは?
野球肩の原因として一般的には「投げすぎ」ということが言われますが、投げすぎが当てはまるのはピッチャーだと思います。私もでしたが、ピッチャーでなくても野球肩で悩まされているのです。
- 疲労がたまって体をうまく動かせなくなっている
- 力が入らなくなって余計な力がはいりフォームが悪くなっている
- 回復力が低下している
疲労がたまって体をうまく動かせなくなっている
疲労がたまると自分が思っているように身体を動かせなくなります。野球は練習時間が長いです。そして休みも少ないです。身体をうまく動かせなくなり、負担がかかりやすい状態になっています。そんな状態でボールを投げると肩を痛めるリスクは高くなります。
力が入らなくなって余計な力がはいりフォームが悪くなっている
身体のバランスが悪くなっていたり、疲労で状態が良くないと良いパフォーマンスがだせなくなります。ボールを投げることで言えば、自分で描いているような速いボールが投げなれなくなるのです。何かおかしいと必要以上に力をいれてしまい、フォームがどんどん崩れてしまうのです。スランプというのはこのようなことで起こると考えています。
回復力が低下している
人の身体は寝れば回復するようになっているのですが、身体の状態が良くないと回復がうまくされず、疲労を抱えたまま練習をします。どんどん疲労がたまるので、肩を痛めてしまうのです。
効果的なストレッチ
野球肩になる原因でも書いている通り、肩に問題があって肩に痛みがでているケースというのは少ないです。だから肩を一生懸命にストレッチしたりしても楽になってくれません。肩の痛みでも腕全部をみていく必要があります。一般的な肩のストレッチというのは肩におこなうものばかり。できれば手首・肘・肩と腕全部をストレッチできる方法が効果的です。
当院がおすすめするストレッチ体操
この方法は野球肩に効果的な手首・肘・肩を動かす体操です。痛みがない範囲でやってみてください!!
肩の痛みを改善に必要なこと
- 負担のかかりやすい状態の改善
- 身体の回復力を最大限に高めるサポート
これらをしていくことで野球肩は改善されていきます。当院ではできる限り部活を休まない方法での治療・サポートをしていきますが、状態によっては休養が必要な場合があります。
野球肩の治療をお探しの方へ
私が野球してきた経験、治療をしてきた経験で言えることは野球肩は肩の治療をしても良くならないということ。効果的なストレッチ体操をお伝えしましたが、これはあくまでも痛みを緩和する方法であったり、予防する方法です。「ボールを投げるのもつらい」という状態であればすぐに専門家にみてもらってください!!
当院では野球肩の改善だけではなく、パフォーマンスの向上もできるようにサポート・ケアしていきます。下記の記事に野球肩の治療について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。