坐骨神経痛にストレッチ
太ももやふくらはぎにつっぱり違和感があってストレッチを一生懸命にやると悪化しますよ!
坐骨神経痛の方は足に痛みやしびれがあり、ストレッチを一生懸命にやってしまっている人が多いのです。
なぜならつっぱりのある太ももやふくらはぎをストレッチすると一時的に痛みがぼやけて良くなった感じがするからです。
でも痛みをごまかしているだけで、実は悪化している可能性が高いのです!!
坐骨神経痛の症状
- おしりの痛み、しびれ
- 足の付け根(股関節)に痛みがでる
- 太ももがつっぱる、しびれ、痛みがある
- ふくらはぎがつっぱる、しびれ、痛みがある
- 足裏にしびれ、痛みがでる
上記のような症状を「坐骨神経痛」と呼びます。
坐骨神経痛にストレッチ?!
太もも・ふくらはぎに痛み・しびれなどがあると、私自身も経験がありますが、筋肉にこわばりを感じるので伸ばしたくなり、なんとなく楽になったように感じがします。
ただ、坐骨神経痛の太もも・ふくらはぎのこわばりは、その部分に問題があってでているものではありません。
そして、私自身も一生懸命に時間さえあればストレッチをやりましたが改善に向かうことがありませんでした。
ストレッチが悪化させる理由
筋肉が硬い、動きが悪くなると「ストレッチしなければ」と思い込みストレッチをする方は多いのですがストレッチをは刺激が強すぎるのです。
痛みがでている部分というのは筋肉が緊張状態にあり硬くなっているのです。
その部分を無理やり伸ばすということをすればさらに悪化させてしまうのです。
ストレッチ以外にでも痛みのある場所を叩いたりしたくなります。
やはりそれも同じように効果がないばかりか悪化させてしまう可能性があるもの。
坐骨神経痛にやるべきこと
坐骨神経痛の方からも良く言われるのがどんなストレッチや運動をすればいいのですか?ということ。
何か努力が足りないから坐骨神経痛になっていると考えているのですが一番足りないのは休養。
やるべきことは
- 睡眠をしっかりとる
- 負担を減らすこと
これらができるようにその方法は来院時にあなたに必要なことをお伝えさせていただきます。
そして一番は原因を知り的確なアプローチをしていくこと。
坐骨神経痛の原因
何回も言いますが、痛みのある筋肉に問題があって痛みがでているわけではありません。
原因は
- 自律神経の不調
- 内臓疲労
- 長時間のお同じ姿勢での負担
自律神経の不調や内臓疲労があると筋肉が過緊張をおこしたり、捻れを引き起こし痛みやしびれがでてしまいます。
同じ姿勢で長時間いると同じところに負担がかかります。
負担がかかれば痛みやしびれが引き起こしやすくなるものです。
坐骨神経痛を良くする方法
原因に書いている通り、痛みのでている足に問題があって痛みやしびれがでているわけではないのです。
だから足に対してアプローチをしてもなかなか良くなってくれません。
これはストレッチも同じです。
痛みのある足に対してストレッチという刺激を与えれば楽になったような感じがしますが残念ながらそれは一時的なもの。
原因に対してアプローチをしなければ良くなってくれません。
痛みがある動きをはやめてくれ~!!という身体からのメッセージです。
坐骨神経痛といっても原因はさまざまですから自己判断でストレッチは絶対にやらないでくださいね!!
坐骨神経痛の注意点
どんな症状でも言えますが、とくに坐骨神経痛は自然に痛みやしびれの症状が緩和されていくことがありません。
なぜなら、坐骨神経痛の多くはは無理に無理を重ねた結果としてでてくる痛みだから。
すぐにでてくるものではなく、腰痛がさらにひどくなってでる症状ですからね。
整体や整骨院へ通院しても何か月も良くならずに悩まれてる方が多い症状ともいえます。
多くの坐骨神経痛はすぐに解消というわけにはいかないのでなかなか良くならないと、途中で「もう良くならないのでは?!」と不安に思う方もいますが、原因に対して的確なアプローチをおこなえば良くなってくれます。
その妨げにストレッチがなることもあるので根白石整骨院ではやらないように指導をしています。
諦めないで坐骨神経痛で悩まれている方は、気軽にご相談ください。