坐骨神経痛で太ももがしびれる原因
坐骨神経痛でしびれ痛みのある太もものストレッチやマッサージしても治らない原因がこれでわかると思います!!
腰痛で悩まれている方は多く整形外科への通院理由で最も多いのが腰痛です。国民の4人に1人は腰痛で悩まれていると言われているのです。そして腰痛が悪化していくと太ももにしびれ・坐骨神経痛がでるというケースは少なくありません。腰痛の方が全国的に多いということは坐骨神経痛の予備軍も多いという事が言えます。
坐骨神経痛はと聞くと「病名」と思われている方は多いのですが、肩こりや腰痛のように症状名なのです。坐骨神経というのは腰からお尻を通り、足先へ走っている神経です。お尻から太ももの裏にかけて痛みやしびれがでるのは坐骨神経痛と考えられます。
目次
どのような事が原因で太ももに痛みしびれを引き起こしているのか?
それは
- 腰部脊柱管狭窄症
- 椎間板ヘルニア
です。
腰部脊柱管狭窄症は高齢に多く、椎間板ヘルニアは若年者にも多いものです。
太ももにしびれ痛みがあり病院へいくとこれらが疑われます。
椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症はレントゲンやMRIで診断されるので坐骨神経痛の原因としてはわかりやすいものです。
坐骨神経痛の原因はヘルニアや脊柱管狭窄症なのですが、ここで考えてほしいのですが、このヘルニアや脊柱管狭窄症も急にはならないということ。
やはり、腰痛が悪化してヘルニアや腰部脊柱管狭窄症なるものなの。そして坐骨神経痛がでるという順番になっています。
腰の筋肉がこり硬くなると坐骨神経痛が引き起こされやすいということです。
坐骨神経痛と判断する際の注意点
坐骨神経痛のは方が必ずしも腰に痛みを感じるわけではないということ。「腰痛はないけど太ももがしびれる」ということがあるということです。
肩こりでも同様のことが言えますが、肩こりを感じたことがないという人と出会ったことありませんか?「肩こりがないなんていいなぁ~」なんてことを思うかもしれませんが、実際このような方も肩こり状態であることが多いです。感じていないだけで状態が良いわけではないということ。
同じように腰の状態が良くないのに腰に痛みを感じていないというケースもあります。急に太ももにしびれがでるので「太ももの筋肉を傷めたかなぁ」と勘違いされるかたもいます。
症状は太ももにしびれ痛みがでますが原因の多くは腰なので、太ももをマッサージしたりストレッチをしても治ることはないのです!
当院が考える太もものしびれ坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛をひきおこしている腰痛の原因について当院は4つに分類しています。
- 腰に負担がかかりやすい状態
- 腰に負担のかかる動きをしている
- 内臓疲労や不調がある
- 自律神経の不調
上記の書いてあることが坐骨神経痛を引き起こす腰痛になっている方にみられます。
具体的に書いていくと、
腰に負担がかかりやすい状態
身体がアンバランスになっていて腰に負担がかかりやすい状態が原因で腰痛になるケースです。例を挙げると、足首を捻挫して、痛い足をかばって歩くことで腰に負担がかかることで腰痛になることもありますし、足首だけに限らず、膝を痛めても同じことが言えます。足元が安定していないことが腰痛の原因になっています。
胸を張ったり、背筋を伸ばして、無理やり姿勢を良くしていることで「反り腰」になっている人もこのタイプです。背筋を伸ばす、胸を張る姿勢を取り続けるのは、けっこう辛いです。現代社会は「座る時間」が長くなっています。学生は学校だけではなく、塾などの習い事でも、仕事をしている人はデスクワークで一日中座っていますよね。それだけでも負担がかかるのに、つらい姿勢で長時間座っていれば、さらに負担がかかり続けてしまうということ。
腰痛は足先から首・頭まで全身を検査する必要があるのはこのような理由です。痛みのあるところだけを施術しても絶対に解消されない腰痛のケースです。このケースの腰痛の方が多いです。
腰に負担のかかる動きをしている
荷物を持つときは「しゃがんで持ちましょう!」と言われています。しゃがまないで、体を前に倒して持つ姿勢は、ものすごく腰に負担がかかります。このような身体に負担がかかる無理な動きをしていては腰を痛めてしまいますよね。
疲れがたまってくると、正しく身体を使うことができなくなります。悪いフォームで身体を使うと負担がさらにかかります。
股関節・膝が硬くなっている人は腰を痛めるリスクが高くなりますよ~!!
スポーツをしている方、重い荷物を持つ仕事をしている方、介護や保育の仕事をしている方は腰に負担がかかるので腰痛を招きやすくなります。
内臓疲労や不調がある
食べ過ぎ、飲み過ぎで内臓に負担がかかることでも腰痛を招いてしまうことがあります。内臓疲労も腰痛の原因になるということ。胃腸が弱いという方に坐骨神経痛で悩まれている方は多いです。
自律神経の不調
自律神経の働きが乱れていて、カラダがリラックスできない状態で、便秘や腹部膨満感がある人も腰痛になりやすいです。ストレスが原因と言われるタイプのこのケースが当てはまります。
それだけではなく、内臓の病気の症状として腰痛がでてくるケースもあるので、施術をしても変化はない場合は、このような状態を考えられるので、必ず病院へ行っていただきます。
●【坐骨神経痛の治療・整体をお探しの方へ】
原因でわかる通り坐骨神経痛は第二段階ででてくる症状ということ。すぐにでる症状ではなく、多くは腰痛が悪化してでてくる症状なので改善するにも少し時間がかかるケースもあります。
太もものしびれ以外でも坐骨神経痛は
- おしりの痛み、しびれ
- 足の付け根(股関節)に痛みがでる
- 太ももがつっぱる、しびれ、痛みがある
- ふくらはぎがつっぱる、しびれ、痛みがある
- 足裏にしびれ、痛みがでる
上記のような症状があります。
薬を飲んだり、湿布を貼って安静にしていても坐骨神経痛は改善されることはありません。痛みがでたり、なくなったりを繰り返して悪化していくのが坐骨神経痛なので、太ももに痛みしびれがある方はすぐに治療をうけて改善しましょう!
坐骨神経痛の原因や治療方法など詳しくまとめていますので、こちらの記事も参考にしてくださいね~
⇒坐骨神経痛の治療について