足裏の痛みしびれは「坐骨神経痛」かもしれない!
足裏の痛み・しびれは足底筋膜炎ではなく、坐骨神経痛の可能性が高い!!
足裏のしびれは坐骨神経痛の可能性が高い!坐骨神経痛というのはお尻から足裏までに走っている神経です。坐骨神経のどこかにしびれや痛みがでる症状を「坐骨神経痛」と呼ばれています。
一般的に太ももやふくらはぎが多いのですが「足裏に痛み・しびれ」がでることもあります。
足裏にしびれ痛みがあると足底筋膜炎?と整体・整骨院では言われることがあるのですが、坐骨神経痛のケースが多いです。
坐骨神経痛は、太ももから足裏までに痛みやしびれを引き起こす症状です。当院に来院される理由で多い「足底筋膜炎」という足裏に痛みがでる症状があります。
足裏に痛みがあり病院でみてもらい「足底筋膜炎」と言われてくる方は多いのですが、実は「坐骨神経痛」の症状で足裏に痛みがでているというケースが多くみられます。
どのようなケースかというと
- 腰痛があり、足裏も痛い
- 太ももにつっぱりを感じて足裏が痛い
- ふくらはぎにつっぱりむくみがあり足裏が痛い
このパターンは坐骨神経痛の症状の可能性が高いです。これは、足裏だけ痛みがあるという場合は割と改善するのも早いのですが、足全体に痛み・しびれがあるというのは割と坐骨神経痛が進行してしまっている状態です。
目次
●なぜ、足裏のしびれを足底筋膜炎と間違われるのか?
坐骨神経痛・足底筋膜炎どちらもレントゲンに異常がでないことが多いです。足裏のしびれ痛みで一度は病院でMRIやレントゲンをとって調べてくる方が多いのですが「異常なし」と言われてくる方が多いです。
坐骨神経痛の原因になっているものの多くはズレや歪みなので、それは画像にでないくらいの微細なものなので異常がないという事がほとんどなのです。足底筋膜炎も足裏のレントゲンを撮っても異常がみられません。まれに踵に骨棘という骨のトゲがみられることもありますが。
●足裏の痛み・しびれになりやすい職業とは?
デスクワーク、ドライバーなどの座りっぱなしの方も多いですが、飲食店で働いている人も多いです。なぜ飲食店の方が多いかというと「立ちっぱなし」だからです。飲食店でも調理される方。ホールの方は動きがありますが、調理する方は同じ姿勢で立ちっぱなしの事が多いですよね。
長時間ことこと煮込んでる時なんか大変ですやはり同じ姿勢でいると負担が一部分にかかってしまうので、不調がおこりやすくなります。私の仕事も立っていることが多いですが、動きがあるのでまだ負担が軽減されます。
坐骨神経痛で悩まれている居酒屋、ラーメン店、施設での調理をされてる方が立て続けに来院されたのと、先日よく食べに行く居酒屋の料理人の方からも「足裏痛いんですよね。足底筋膜炎というのですかね?」と質問されて「これは書かないと!」と思いました。
ちなみにレジの仕事をされている方も動きがないので、坐骨神経痛になりやすいです。
●間違ったケア方法
坐骨神経痛で良く勘違いされ、間違ったケアをしてしまっている方がいます。
・運動
・ストレッチ
この2点をしている方が多いです。
運動
未だに腰痛や坐骨神経痛がでるのは「筋力が弱いから」と勘違いしている方もいて、痛みがあるのに腹筋運動をする方おいますが、筋力をつけても痛みがなくなることはありません。そして痛みを我慢して運動することは身体に良くないので、まずは動かせるようにしなければいけないのです。
ストレッチ
坐骨神経痛で太ももがつっぱり、足を上げにくくなると、柔軟性がなくなっていると思い、ストレッチをして無理やり動かそうとしてしまうことです。これは良くならないばかりか悪化させてしまうことがあります。バレエやダンスをしている方に坐骨神経痛で悩まれている方が実は多いのです。過剰なストレッチは骨盤・股関節に負担をかけて坐骨神経痛や股関節痛を引き起こしてしまうからです。
足裏の痛みしびれを予防する方法
どんな事で予防ができるの?
立ち仕事の方は負担を軽減するために、足踏みをしたり、膝の曲げ伸ばし(屈伸)をすることをおすすめします。同じ姿勢でいる時間が長くなると、こり固まってしまうからです。だから動かせるところは動かしてあげましょう。
当院が考える坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛で悩まれている方は「ゆがみ」がみられます。
そういうとゆがみが原因と考えてしまいますが、さらに深く考えなくてはいけません。
それは「ゆがみの原因」についてです。なぜ身体が歪んでしまうのか?
ズバリゆがみの原因は「疲労」や「ストレス」
体にストレスや疲労がたまると体は歪み痛みや不調を引き起こしています。
内臓疲労
食べ過ぎや飲み過ぎでも内臓は疲労しますし、甘いものを過剰に摂取することでも疲労します。
疲労してしまうと、働きが悪くなるので、動きが良くなるようなアプローチが必要になります。
疲労が解消できない状態
忙しくて睡眠不足になっていたり、身体が疲れすぎて睡眠がうまくとれなかったり(睡眠の質の低下)で疲労が解消できないことで坐骨神経痛を引き起こしてしまいます。
睡眠をとれるように生活習慣も必要になりますし、眠れるように体を良くしていくアプローチが必要になりますよ!
坐骨神経痛で悩まれている方へ
当院には腰痛の方が多く来院しています。来院される方の半分が「腰痛」その腰痛を抱えている方の多くは「太もも」や「ふくらはぎ」にしびれや痛みを感じています。これは「坐骨神経痛」の症状です。
腰や骨盤などに歪みやズレ・コリがあると坐骨神経痛がでてしまうのです。多くは腰痛を抱えている人に坐骨神経痛(太もも・ふくらはぎ・足裏)に痛みやしびれがでることが多いのです。
しびれはすぐにでることはなく、無理に無理を重ねた結果でてくる症状です。だからしびれを感じたら、すぐに治療が必要な状態ということ。
直近に悪くなった症状ではなく、悪くなってから時間がたっているものの可能性が高いです。この状態を放置してしまうと、歩くのもつらいというようになっていきますので、足裏に違和感があればすぐに専門家に診てもらう事をおすすめします。
坐骨神経痛について原因や治療について詳しく下記の記事に書いてますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください!