偏頭痛(片頭痛)の整体
頭痛にもタイプがあります。まずはあなたの頭痛を知ることが必要になりますよ!!
肩こりや首こりがひどくなって血管が収縮しておこる頭痛が「緊張型頭痛」と言われるのに対して、逆に血管が拡張しておこる頭痛を「偏頭痛(片頭痛)」と呼ばれます。それぞれの頭痛によって対処方法が変わってきますので、自分のはどちらの頭痛か知ることが必要になります。
今回は偏頭痛(片頭痛)について解説していきます。
目次
●偏頭痛の症状
偏頭痛の特徴を少し書きますが、
- ドクドクと脈をうつように痛みがでる。
- 吐き気を伴うことが多い。
- 女性に多い。
- マッサージや温めると悪化する。
これが偏頭痛の特徴です。首肩こりからの頭痛であれば温めますが真逆ですよね。
そんな偏頭痛になる前にある症状がでることがあります。
●偏頭痛の特徴的な症状
それは「閃輝暗点(せんきあんてん)」です。聞きなれない言葉と思いますが、どんな症状かと言いますと、チカチカした光が見えることをいいます。よく漫画などでも叩かれたりするとチカチカしてるのが描かれていますよね(笑)
あんな感じです。なぜこんなことを知ってほしいのかと言いますと、首肩こりからの頭痛と偏頭痛では改善方法がまったく違うからです。
よく患者さんから「私、偏頭痛もちなんです」ということをはじめに言われることがありますが、実際は緊張型の首肩こりからの頭痛の方が多いです。かと言って偏頭痛の方が少ないわけでもない。
だから自分の頭痛はどのタイプか、そしてどのような事をしたら頭痛がおこるかを知っておく必要があります。
そうすれば対処方法がわかってきて、改善しやすくなりますからね。
頭痛の種類は何個かあるのですが、
肩こりや首こりがひどくなって血管が収縮しておこる頭痛が「緊張型頭痛」と言われるのに対して、逆に血管が拡張しておこる頭痛を「偏頭痛(片頭痛)」と呼ばれます。
血管が拡張というのは、お風呂とか入った後、運動した後など身体が緩んだ時におこることをいいます。
「マッサージをうけた後に頭痛がひどくなった!」よいうような頭痛は偏頭痛と考えられます。偏頭痛の特徴は、偏頭痛は吐き気が伴うことが多く、頭がズキンズキンと脈をうつように痛みがでます。これでわかると思いますが、頭痛だからただ凝っている筋肉を緩めればいいんだ!と施術をうけても良くならないのです。
当院には偏頭痛で何年も悩まれている方も来院しています。
そのような方は、ほとんど首肩を触らないです。それでも頭痛が改善されていきますよ~
首肩を触って施術をすると逆にひどくなる可能性が高いです!
●【偏頭痛(片頭痛)の対処方法】
片頭痛の特徴の記事でも書いたのですが、偏頭痛は拡張型頭痛といって血管が拡張しておこる頭痛です。血行が良くなると頭痛がおきてしまうというタイプの頭痛です。
お風呂はいったり、マッサージをした後に頭痛が起きてしまうのです。一般的な首肩こりからの頭痛は「温めてこりを緩めましょう!」と言われそのように対処するのですが、この偏頭痛は逆に「頭を冷やす」ということをします。
血管を収縮させるためです。お風呂はいったり、シャワーをあびた後に頭痛がひどくなるという方は、偏頭痛の可能性が高いので、一度冷やすという事をしてみてください。
まぶしい光をあびることも偏頭痛を誘発すると言われているので、明かりを控えめにして少しくらい部屋でゆっくり休んでみてくださいね!偏頭痛の原因もいろいろ考えられるので、可能性のある原因を一つ一つ潰していくことも改善する1つの方法です。
頭痛がおきて痛み止めなどの薬を飲んでも効果がないのは「偏頭痛」の可能性が高いです。このような痛み止めの薬は血管を収縮させる薬ではないからです。バファリンなどは血流を良くする薬なので、首肩こりが原因の頭痛であれば効果がありますが、偏頭痛には逆に痛みを強くさせてしまう可能性が高いです。
●【偏頭痛の原因になる食べ物】
ある食べ物を食べると偏頭痛をひきおこしてしまうというものがあります。
それは。。。。
- ワイン
- チョコレート
- チーズ
- ピーナッツバター
などがあげられます。
原因としては原料・成分によって血管を拡張させてしまうからです。他のものでは、ハムやサラミも含まれている添加物などが偏頭痛の原因と言われています。
必ず「頭痛がおこる」というものではなく、可能性があるものなので、人によっておこる人もいればおこらない人もいます。偏頭痛がおきた時に何を食べたかと記録しておくと、引き起こす食べ物がわかりますよね。
あなたに合う合わないがわかります。
ちなみに「偏頭痛を予防する食べ物」はお茶、コーヒーなどが言われています。逆を言えば、お茶やコーヒーなどのカフェインは首肩こりの緊張型頭痛で悩まれている方は、控えた方が良いとも言えますよ!カフェインは血管を収縮させてしまうので。
●【一般的に行われる偏頭痛(片頭痛)の治療】
主におこなわれるのは「薬物療法」です。
注意点は薬を飲みすぎるということです。痛みどめを飲みすぎることが原因で頭痛がおこることもあるのです。月の半数も頭痛があったり、3日に一回は薬を飲む方はこのケースの可能性もあります。
●【当院がおこなう偏頭痛(片頭痛)の整体】
偏頭痛をひきおこしている原因はさまざまですが、共通して言えるのは
「身体の状態が良くない」ということ。
・回復していく体にしていく
・骨格的問題を改善n
・生活習慣
この3点を整体と指導して改善していきます。
どんな整体をおこなっていくかというと
- 足(足首、膝、股関節)の調整
- 背骨、骨盤の歪みの調整
- 腕(手首、肘、肩)の調整
- 頭蓋骨の調整
- お腹の調整
- セルフケアの指導
これらによって筋肉の緊張を緩めていきます。患者さんから当院の整体は「ゆらゆらと楽になる」と言われています。
揉んだり、ボキボキしたりは一切行わない整体なので、初めての方や、どなたさまでも安心して整体をうけることができます。
足(足首、膝、股関節)の調整
頭痛で悩まれている方は足元に安定性がありません。足裏が地面にしっかりつける、真っ直ぐ立てるように足を調整していきます。膝や股関節も捻じれている(内股・O脚など)ことが多いので捻じれを解消していきます。足元の安定を取り戻すことで頭痛の原因になる肩こりが解消されていきます!当院の整体では肩こりだけではなく「足の不調」も一緒に改善されていくことができますよ~
背骨・骨盤の歪みの調整
背骨・骨盤の歪みはさまざまな不調の原因になります。背骨・骨盤も本来の動きを取り戻すように調整していきます。背骨・骨盤を整えていくことで全身の筋肉の過緊張が解消され頭痛も解消されていくのです。それだけではなく腰痛や坐骨神経痛なども改善されていきますよ~
腕(指、手首、肘、肩)の調整
患者さんに驚かれるのですが指や手首を動かすだけで肩こりが楽になります。パソコン作業など手先を使うことが多いので、腕(指・手首・肘)が捻じれていたり、硬くなっていることで本来できる動きができなくなっています。指先から肩まで腕を調整してくことで、肩こりが楽になっていき頭痛も解消されますよ。肩こりだけではなく腱鞘炎やテニス肘などの肘痛なども一緒に改善されていきます。
頭蓋骨の調整
目が疲れていたり、頭がガチガチに硬くなっていたり、重くなっている人ことも頭痛の原因になります。頭も筋肉と骨で構成されていますので、優しく丁寧に頭に触れることで、全身の過緊張状態にある筋肉を緩めることで頭痛も解消されていくのです。頭痛だけではなく、目の疲れ・肩首こりも改善されていきますよ~
お腹の調整
頭痛で悩まれている方は自律神経の不調も影響して、お腹が硬くなっています。お腹の筋肉を緩めていくと、首の動きの制限が改善されて過度な負担がなくなり首こりが改善され頭痛も解消されていきます。それだけではなく、内臓が動きはじめていき、便秘などの不調も改善されていきます。
セルフケアの指導
当院ではどこでも誰でも簡単にできる「みずぽっと体操」というセルフケアをお伝えしています。簡単なのに効果的なのでとても喜ばれています。宮城県で指導できるのは当院のみです。
●【偏頭痛(片頭痛)の整体をお探しの方へ】
追伸
頭痛を治すのに薬を飲み続けることが解消方法ではありません。ましてや首を揉むだけでも頭痛は解消されていかなにのです!頭痛も種類がありますので、その状態をみながら、全身を調整していけば良くなることはありますよ~
頭痛の方はまずは病院で検査をしてきてください!!それで問題がなければ整体で頭痛が解消される可能性が高いです。
どこ行っても頭痛が楽にならないという方は、ぜひ当院の整体をお試しください。
緊張型頭痛(首こり肩こりが原因の頭痛)については下記に詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてくださいませ~
⇒緊張型頭痛の原因と整体について