頭痛と一緒に吐き気がする原因
頭痛でお悩みの方の中には「吐き気」にも悩まされるという方もいます。
吐き気が伴う頭痛というのはくも膜下出血などの病気が関係している場合がありますので、必ず病院で検査をしてもらってください!!
しかし、慢性的に頭痛と吐き気で悩まされていて病院で「検査をしても異常ない」と言われるケースは少なくありません。
脳に異常があるのでは?!と最初思い病院で検査をしますが、異常ないと言われる。。。
どうすればよいかと悩みますよね。
ただ、病院で異常がないと診断されたものは、逆に言えば大きな病気ではないということなんですよ。だから治っていく可能性が高いのです。
では、なぜ頭痛と一緒に吐き気も引き起こされるのか?
吐き気がする原因
偏頭痛の症状の一つとして「吐き気」もあります。それだけではなく、自律神経の乱れで吐き気がする場合もあります。
このような症状を「自律神経失調症」と診断されます。
自律神経の乱れの吐き気は「自律神経失調症」
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経からなる、自律神経のバランスの崩れが原因でかかる病気です。無理をしすぎていたり、ストレスがかかりすぎたり、生活リズムの乱れや性格的な問題から自律神経失調症になってしまいます。
自律神経が乱れるとさまざまな不調がでてきてしまいます。便秘や下痢を引き起こすこともありますし、消化不良をおこすことも。
吐き気と頭痛で悩まれている方は、ガスがたまって腹部膨満感の状態になっていたり、便秘をしてお腹が硬くなっていることが多いです。
それらを調整していくと吐き気もなくなり、頭痛も解消されていきます。
吐き気がひどい時の対処方法
背中やお腹を温めてあげてください。少しは楽になりますよ!!
疲労がたまっていることも考えられらますので、ゆっくり休んだり、積極的に整体などで体を整えてもらうなどをしてください。
予防方法
自律神経失調症で悩まれる方は呼吸が浅くなっています。心身ともに「余裕」がなくなっているのです。ストレスを解消することも方法の一つですし、まず簡単にできることは「深呼吸」をゆっくりすることです。
自律神経失調症でお悩みの方へ
なかなか自分の体の状態を自分で把握することはできません。それは私たちのような体の専門家でも。だから不調があれば専門家を頼るようにしましょう。意外に思われるかもしれませんが、私も必ず信頼した先生に体のメンテナンスをお願いしていますよ。普通に今でも患者なのです。
現代社会は忙しい人が多いです。忙しいと体の状態がわからなくなってしまい、ついつい無理をしてしまいます。
そしてひどい状態になってしまうので、早期に不調があれば専門家に相談してくださいね!!
自律神経失調症について詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
⇒自律神経失調症に対する整体方法
偏頭痛の可能性も
他にも吐き気を伴う頭痛は「偏頭痛」の可能性も高いです。偏頭痛についても詳しく書いていますので、こちらの記事も参考にしてください!!
⇒偏頭痛の原因と治療について