首こりの予防方法
慢性的な首こりが続くと頚椎症・頸椎ヘルニアと悪化してしまいます。ひどくなってしまうと治るのにも時間がかかってしまいます。
やはり予防をするのが一番です。
今回お伝えする内容は首こりを予防する方法でもありますが、首こりを引き起こしている生活習慣でもあるということです。
- 視力は問題ないか?
- スマホをいつも操作していないか?
- 枕はあっているか?
- 首を回したり音を鳴らしていないか?
目次
視力は問題ないか?
首こりがひどい患者さんで施術をした後には好調になるのに、次回来院されたときにはひどい首こりで来院されてくる方がいました。「なぜだろう?!」と私もかなり悩みました(苦笑)
もしかしてと思い「視力で悪いですか?」と質問したところ「悪い」との事でした。いつもメガネをかけていないので「コンタクトしてます?」と聞くと「していない」との事でした。運転するときだけメガネをかけているようです。
パソコン作業をしている方は絶対に視力の矯正をしてください!見えづらいと画面に顔を近づけるようになり、顎が上がってしまいます。
私も視力が悪く普段はコンタクトで生活して、家ではメガネで生活しています。家でパソコン作業するときはメガネでやることもあるのですがとても疲れます。見えないことがはストレスになるので、必ずメガネをかけたりなど視力を矯正しましょうね!
スマホをいつも操作していないか?
電車の中やお店にいるとスマホを操作をしている人は見かけますよね。当院の待合室でもスマホ操作を待ってる間にずっとしている人もいます。そんな時は「スマホ操作がクセになり、操作してる時間が長いと思いますよ!」とやんわり?!と注意するのですが、使いすぎている人が多いです。スマホ操作をする時の姿勢、うつむいている姿勢は首にものすごく負担がかかります。
枕はあっているか?
いろいろな種類の枕が売っていますし、オーダーメイドの枕もあります。「どんな枕が良いですか?」と質問されることも多いのですが、
- 高くない枕
- 寝返りがうちやすい枕
- オーダーメイドは健康になってから
この3点をアドバイスさせていただいてます。
高くない枕
昔の殿様が寝るような高い枕は首に負担をかけてしまいます。だから高い枕はおすすめしません。なかなか高さが合わないという方は低めの枕を使いバスタオルを入れて高さを調整してみてください!
寝返りがうちやすい枕
睡眠で大事な事は寝返りがうちやすいということ。同じ姿勢で寝ていると体がガチガチになってしまうので実際に寝返りを打ってから購入してくださいね!!
オーダーメイドは健康になってから
けっこうな金額でオーダーメイドの枕をつくることができます。しかし、施術前の状態が悪い時に作った枕は、整体などで状態が良くなっていくと合わなくなってしまうケースがあります。ストレートネックになっている方は合わなくなるはずです。だから健康になってからオーダーメイドの枕を購入することをすすめます。
首を回したり音を鳴らしていないか?
意外に思われるかもしれませんが首を回すという動きは首にものすごく負担をかけてしまいます。ぐるぐる回すのではなく、
右を向く⇒左を向く⇒下を向く⇒上を向く・・・というように一つ一つの動きをやってください!!
絶対にやめてほしいのが自分で首の音わ鳴らすという行為。靭帯を損傷したり、筋肉を痛める可能性があります。それだけではなく骨が変形したり、神経を損傷することも。百害あって一利なしの行為なのでやめてください!!
首に違和感がある方へ
首は脳に近い、そして神経や血管が流れているとても繊細なところです。
- 自分で棒などで押す
- 揉まない揉んでもらわない
とてもデリケートな部分なので繊細な施術が必要になります。首こりがひどくて自分で首を揉んだり、パートナーに揉んでもらったり、リラクゼーションのお店で揉んでもらって気持ち良いと感じる強さは、刺激としては強すぎます。これが原因で首こりが悪化している人は多いので気を付けてくださいね~