首こり病(頚性神経筋症候群)
原因がわからない不調の原因は「首こり病(頚性神経筋症候群)」かもしれません!!
「首こり病」という名前を聞いたことがありますか?テレビでも取り上げられることが多い「首こり病(頸性神経筋症候群)」なのですが。病院で検査をうけても原因がわからない不定愁訴の原因が首こりにあると、松井孝嘉博士が提唱しているものです。
首こりによって自律神経のバランスが乱れて、
緊張型頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ、パニック障害、ムチウチ、更年期障害、慢性疲労症候群、 ドライアイ、多汗症、不眠症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、機能性食道嚥下障害、 血圧不安定症、VDT症候群、ドライマウス
上記の原因が首こりにあるのです。現代社会は首に負担をかける事が多いので急激に増えていると言われています。
目次
一般的に行われる対処方法
どの媒体で首こり病に対して「首の筋肉を緩める」ということが言われています。
首を温める、電気をかける、マッサージをするということで首の筋肉を一時的に緩めることができるかもしれませんが「首こり病」が良くしていくことはできません。
それはなぜか?!首こり病になるには『原因』があるからです!!
原因が何かわからず、首がこっているから首を揉んだりしていては、良くならないばかりか悪化させてしまう危険すらあるのです。
首こり病を招く生活習慣
首こり病を予防するために気を付けてほしい、改善してほしい生活習慣があります。
- 目が悪い
- 首をポキッと音を鳴らすクセがある
- 姿勢が悪い
これらは首こり病で悩まれている人に多くみられる共通点でした。
目が悪い
目が悪いというのはコンタクトやメガネですぐに対応できますね。
びっくりすることがあるのですが、目が悪いのに視力を矯正していない人もいるようです。
ものが見えにくいなか生活しているとストレスがかかります。
その負担はかなり首にもかかっていますよ。
しかも視力が弱いとものを見る際に首を曲げてモノに近づいていきます。
これはスマホやパソコンでの同じですね。視力はすぐに矯正しましょう!!
首をポキッと鳴らすクセがある
これは多くの方に見られます。
音が鳴るとなんとなくスッキリしたような楽になったような感覚になりますが、実はとっても危険!!
これはカイロプラクティックでおこなわれる施術で音が鳴るのとは意味がまったく違います。
筋肉、靭帯を痛める可能性が高いですし、骨や神経に影響がでてしまうこともあります。
首をぐりぐり回す人もいますが、この動きも首に負担をかけてしまいます。
ゆっくり深呼吸をして、首を回さずにゆっくり1つ1つの動き(上・下・左右)をしてください。
音を鳴らす、ぐりぐり回すのは絶対にやめましょう!!
楽になった感じがするのは脳の勘違いなのです。
姿勢が悪い
クセや生活習慣で姿勢が悪くなっていることが多いです。
日常生活は前かがみで作業することが多いですし、座る時間が長いと首に負担がかかることが増えます。
パソコンをする際はデスクトップにすることをおすすめします!
ちなみに姿勢が悪くならないようにと胸を張ったり、背筋を伸ばしてしまうと余計に首に負担がかかるのでやめましょうね。
どれもすぐにできることです。
最後の姿勢が悪いというのは、専門家から施術をうけて、そして予防できるケア方法を聞いて実践すれば自分で予防ができますよ!
首こり病でお悩みの方へ
大事なことなので覚えてほしいのですが、まずやってほしいことは悪いことをしない。
これは痛みを解消するに際に一番大事なことだし、できることなんです。
不調や痛みがあると何か特別なことをしようとします。そうでなはく、痛みや不調の原因になっている悪い事をしないことをまずはされることをおすすめします。
悪いことをしないことができるようになってからケアをすることをはじめることの方が近道ですよ。
ぜひ実践してみてくださいね。
首こり病の治し方とは?!
首こり病は「首に負担をかけているからだけ」が原因ではありません。
なぜ首こり病に悩まされる方言うと「体調が悪い」という下地があります。
寝不足や過剰な労働→疲労させる→体調が悪くなる→首がこる
これが大きい原因ですからね。
どうすれば良くなるのか?
施術をする→回復力を高める→体調が良くなる→痛みがなくなる
このような流れで良くなっていきます。
具体的に何をしていくのかというと
- 自律神経の働きを良くする
- 内臓疲労を解消する
これらをおこない
- 緊張を緩める
- 血流を良くする
- 捻じれをなくす
そして首こりを解消していきます。
下記には原因や整体方法について詳しく解説していますのでこちらも参考にしてください。