ランナー膝(腸脛靱帯炎)に湿布は効果がある?
当院にはマラソン・ランニングをしている方、陸上選手が膝の痛みで来院しています。このような膝の痛みは「ランナー膝(腸脛靱帯炎)」と呼ばれるものです。
そして近年はマラソンブームもあり、趣味でランニングをしている人は多くなっていますよね。それに伴い足に問題を抱えている方も多くなっていて、ランナー膝(腸脛靱帯炎)の方も急増しています。このような膝の痛みで病院へいくと「走り過ぎですね。安静にして湿布を貼っておいてください」と言われるだけ。言われた通りにしていても「なかなか良くならない」と悩まれている方は多いのです。
ランナー膝(腸脛靱帯炎)に湿布は効果があるのか?について解説してきます。
ランナー膝(腸脛靱帯炎)の症状とは?!
ランナー膝・腸脛靱帯炎はどんな症状かというと
- 膝の「外側」に痛みがでる
- ランニングをしていると膝が痛くなってくる
- 階段の上り下りの際に膝が痛む
上記のような症状がでます。
原因は?!
ランナー膝の原因は一般的に「走りすぎ」と言われます。これは本当に走るすぎなのでしようか?同じくらい走ってもならない人はたくさんいます。だからそれだけが原因とはいいがたい。また病院でおこなうレントゲンではランナー膝はわかりません。骨に異常があるわけではないからです。
- 走り方がおかしくなっている
- 疲労がたまっている
ランナー膝になっている方はこのような傾向が見られています。
湿布の目的
そもそも湿布というのは「炎症をおさえる」というものです。温湿布と冷湿布がありますが効能は全く同じです。ちなみに、冷湿布は冷たい感覚、温湿布は温かい感覚がありますが、実際に体温に影響を与えるものではありません。よく間違えている人がいますがアイシングをするということは冷湿布を貼ることではありませんからね!!
湿布に効果はない!
病院で湿布を処方されなくても、痛みがあると薬局で購入して湿布をはると思いますが、残念ながらランナー膝が湿布を貼ることで治ることはありません。湿布ができるのは炎症を和らげるということ。ランナー膝を引き起こしている原因を改善するものではありません。
治療をするうえで大事なこと
ランナー膝の治療をするうえで大事なことは「炎症をおさえることではなく、炎症をおこなさないようにしていくこと」
病院や多くの整骨院でおこなう治療は痛みのでている膝の炎症を抑えることです。
- 超音波や低周波などの電気治療
- マッサージ
- テーピング
このような方法は炎症炎は和らぐことはあって、ランナー膝が治っていくわけではありません。すぐに痛みがでてしまうのです。根本から改善していく必要があります。
ランナー膝の治療をお探しの方へ
当院がおこなう治療は、全身をみて調整していき
- 負担のかかりやすい状態の改善
- 身体の回復力を最大限に高めるサポート
それと体の状態が良くなっていきますから、膝の痛みだけではなくパフォーマンスが向上していく可能性もありますよ~
ランナー膝の治療について詳しくまとめていますので、下記の記事を参考にしてください!!
→ランナー膝・腸脛靱帯炎の治療方法