オスグッドになりやすい野球少年の特徴
オスグッドで悩まされる子供はバスケットやサッカーに多いと言われています。
ジャンプなど飛んだり跳ねたりすることが多いから膝に負担がかかるので。
実際、当院に来院される子供はやはりバスケット・サッカーをしている子に多いのですが、野球をしている子供にも多くみられます。
野球はジャンプすることも多くなく、なりやすいスポーツに比べると走る量も少ないです。
では、なぜ野球少年に多いのか?そしてなりやすい子供の特徴について、野球経験があり、オスグッドの専門家が詳しく解説していきます。
目次
野球は屈伸が多い
野球は膝を曲げている時間が長いスポーツです。
- 守備の時の姿勢
- ランナーでいる時の姿勢
これらのときは膝を曲げているので屈伸をすることが多いです。
野球はジャンプをすることは少ないけど、屈伸の動作が多いので膝に負担がかかりやすいのです。
野球をしてオスグッドになりやすい子供の特徴
膝に負担がかかることが多いけど、かかりやすい状態になっているということも言えます。
そして膝に負担のかかりやすい子供にはある特徴が見られます。
- 腰が高いと言われる
- 走り方がおかしい
- 力んでいると言われる
守備のときに腰が高いと言われる
守備の際にトンネルが多かったり、守備の時やランナーのときに「もっと腰を低くしろ!」そう指導者から言われる子供です。
そして柔軟性がないからとストレッチをするように言われるのですが、このような子供は「膝を曲げにくい状態」でいるのでできないのです。
ストレッチをしても腰を低くすることができません。
曲げにくい状態で無理やり曲げるので負担がかかり痛みがでやすい
走り方がおかしい
足が速い、遅い関係なく、走るときにドタドタと走っている子はオスグッドになりやすいです。
ドタドタになるときは「踵重心」になっていて、踵走っているからです。
重心が踵にあると、太ももに負担がかかるので膝に痛みが出やすいです。
力んでいると言われる
バッターボックスにいるときに「力が入っている」と言われる、ボールを投げる時も力いっぱいやみくもに投げている子は力の抜き方がわかりません。
ガチガチな状態で体を使えば疲労しますし、負担もかかるのです。
やっても効果がない対処方法
上記の野球をしてオスグッドになりやすい特徴の子供は、太ももの筋肉が硬くなっています。そして前屈も苦手だったりするので柔軟性がないと考えられます。
言われる対処方法は「ストレッチをたくさんやるように」と言われるはずです。
でも、動かないものを無理にしても動きません。
オスグッドでやるべきこと
当院では多くのオスグッドの治療経験から治療方法を確立することができています。
下記のように手順を踏んでいけば、オスグッドの痛みは改善されていきます。
- 疲労の解消
- バランスの修正
- 動きの改善
疲労を解消する⇒バランスが良くなる⇒膝の動きが良くなる⇒痛まない
このような経過で痛みが改善されていきます。
通院回数の目安
多くの子供は一ヶ月5回の施術で卒業しています。
そしてほぼ再発もありません。
これには理由があり、正しい体の使い方をみにつけて卒業しているから痛むリスクが低いからです。
自分でできるホームケアもお伝えしているので再発を予防することができます。
根白石整骨院がおこなう整体
「どうにかしてオスグッドを改善したい!」という思いでできた「独自の整体方法」は下記の記事に書いていますので、ぜひ参考にしてください。