野球少年の踵の痛み(シーバー病・セーバー病)
当院には小学生で「踵が痛い」と悩まれている方が多く来院しています。スポーツをしていない子供もいますが、やはり多くはスポーツをしている方が多い。
野球、サッカー、バスケット、バドミントン、バレエと様々です。
そして当院に一番多いのは「野球」をしている子供。
偶然なのかもしれませんが野球少年が多く来院しています。
そこで患者さんである野球少年から質問されたのですが
「どんな人に踵が痛くなるのかあるんですか?」と質問されました。
なかなか良い質問をされますね。
とくに野球をしている方にわかりやすく書いていますが「シーバー病・セーバー病」で悩まれている方には参考になる記事になっていますので、お子さんが踵の痛みで悩まれている親御さんはぜひ最後まで読んでいただければと思います。
目次
どんな人がなりやすいの?
好発年齢は8歳から12歳の男の子に多いと言われています。
シーバー病(セーバー病)になりやすい子供は太ももが内側に捻じれています。
これは写真を撮って本人に見せたり、親御さんにはうつ伏せになっている姿をみてもらいます。
野球をしている姿でもわかると思いますが、
- 腰が高いと注意されている
- 肩の力を抜け!と注意されている
- 歩き方がおかしい
この3点がみられる野球少年は踵に痛みを引き起こしやすくなります。
腰が高いと注意されている
腰が高いというのは守備している時に言われることです。親御さん「腰高いって注意されてませんか?!」と聞くと「言われてます」という回答をいただきます。
股関節・膝が硬いと腰が高くなってしまうのです。これは太ももが内側に捻じれているとうまく股関節・膝関節を曲げられなくなるからです。足関節や踵にも負担がかかるようになり痛みを引き起こします。
肩の力を抜け!と注意されている
バッターボックスに立っている時に「肩に力が入ってるぞ!力を抜け~!!」と注意される人は、日常的にも力が入って生活をしています。緊張状態が続いているということ。この状態で生活をすると負担がかかりやすくなり痛みを引き起こしやすいです。
歩き方がおかしい
動きとして歩くことは基本的な動きです。基本的な動きがおかしいと言われる状態はどこかに不具合があります。その状態で日常生活、そして野球という運動をしていれば痛みがでやすくなります。
シーバー病におすすめストレッチケア方法
とても簡単な方法ですよ!!
- ①500mlの「水のペットボトル」を用意します。硬くないペットボトルですよ。
- ②そのペットボトルに水を三分の一くらい水を入れてください。
- ③そのペットボトルで足裏でごろごろ転がしてください。
これだけです。水のはいったペットボトルを足裏でころころ転がすだけなんです(笑)
やって痛みがある場合はすぐにやめてくださいね!!痛みがないことが前提ですから。
治療をうけた野球少年からの感想
Q、1:来院される前、どんなことに悩んでいましたか?
かかと(足)が地面につけない状態で、他の整形外科に
初めはかよっていましたが、時間ばかりが過ぎて行き、何の手あてもなく改善することもなく悪化するばかりで地面に足がつけない事に悩みました。
Q、2:何がキッカケで当院をお知りになりましたか?
インターネットで知りました。
Q3:来院される前、迷ったこと、ちゅうちょしたことがあれば教えてください。
家から遠いので時間がかかる事、保険がきかない事。
Q4:それをどうやって解決しましたか?
ちょうど春休みだと言うこともあり気合で解決。
Q、5:来院する「決めて」などありましたらお聞かせください。
スポーツの専門ということと、他の整形外科にダラダラ
通ってもらちがあかないと思ったのが決め手です。
Q、6:実際に施術を受けられて、いかがでしたか?
自分の子に合った整骨院だったと思います。
地面にかかとをついて歩くのに2週間以内に歩けて、1ヶ月以内で走りまわれるようになりました。
Q、7:これから来院される方へのメッセージをお願いします!
かかとはここの整骨院がいいですよ!
セーバー病(シーバー病)の治療をお探しの方へ
親御さんからそろって言われる事は「病院では特に治療はおこなわれなかった」ということ。
レントゲンに異常がみられるものではないので、おこなう治療は湿布を処方され安静にしましょうと指導をうけるくらい。
そんな事をしていたらなかなか良くなってくれません。ひどい子になると年単位で悩まれています。
子供の頃にスポーツができない苦しみというのはかなりつらい事です。
当院に来院されているシーバー病で悩まれている子は、一か月を目安に競技に復帰できるように回復しています。諦めずに子供がシーバー病で悩まれている方は私にご相談ください!!
下記の記事にシーバー病の治療方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね~
⇒シーバー病(セーバー病)の治療方法