足底筋膜炎と踵骨棘の関係
当院に来院される足底筋膜炎(踵・足裏の痛み)で悩まれている方は一度整形外科でレントゲンを撮ってくる人が多いです。
そこで言われることがあるのは「踵(かかと)に骨棘ができていますね」ということ。整形外科では「骨棘」が原因ということを言われます。
今回は足底筋膜炎の踵の痛みは踵骨棘が原因になっているのか?について解説していきます。
目次
踵骨棘は足底筋膜炎の原因になっているの?
足裏・踵のレントゲンを撮ると踵骨棘になっている人はいますが、必ずしも踵に痛みがあるわけではありません。
そして当院に治療に来院されている方で、足底筋膜炎の痛みは改善されても、踵骨棘を治すことはできません。
でも、踵や足裏の痛みは解消されるのです。
そうなんです‼︎
だから踵骨棘が原因とは限らないということが言えます。
ある患者さんのケース
両足の踵のレントゲンを撮って来院された方なのですが「両方に骨棘があると言われたのですけど痛みは片方しかないんですよね・・・」という方がいます。このケースは少なくありません。そして骨棘が原因だと常に痛みがでるはずだし整体で改善することはできませんよね。
骨棘とは?
骨棘というのは字の通り、骨がトゲになっていることを言います。踵だけではなく膝や肘などよく曲げ伸ばしをする摩擦の多い関節に多くみられます。
当院の見解
骨棘が原因にはなっていませんが、ただし骨棘ができるような状態だということは言えます。それだけ踵に負担がかかりやすい状態、負担をかけてしまっているということです。だからそれは改善していく必要はあります。
圧倒的な施術経験から言えること
一般的な整体・整骨院は、肩こりや腰痛などの方が多いです。当院では足底筋膜炎の方は腰痛と同じで一番多い症状です。宮城で足底筋膜炎の治療を私が一番していると思います。沢山の足底筋膜炎の症状を見てきているのですが、多くの方はひどくなってから治療を開始しています。そもそも、踵や足裏に痛みがでるのは相当体に負担がかかってからからでる症状。だからすぐに治療をうけるようにしましょう。
治療をうけても変化がないという方へ
当院に来院される足底筋膜炎で悩まれている方は遠方からくるという方が多いです。最初は近所のところで治療をうけていたのですが、なかなか良くならないとネットで調べて当院へたどり着くようです。
多くみて10回治療をうけても変化を感じられなければ、違うところへ行くことを考えたほうが良いでしょう。
ある程度の治療をうけても変化がない場合は治療方法があっていない可能性が高いからです。痛みはすぐに解消されるものではありませんが、痛みが軽減したり、痛み方がどんどん変わっていくものです。だから変化がなければ、そのまま治療をうけ続けてもよくならないことが考えられるからです。
足底筋膜炎の治療をお探しの方へ
病院で治療をうけても良くならないとき「どうすればいいの?」と不安に思うと思います。整骨院へいけば電気をかけたり、マッサージをしてなかなか良くならない。そんな方は本当に多くいらっしゃいます。しかし、適切な治療をおこなえば踵の痛みは改善されていきます。
当院がおこなう整体・治療
当院がおこなう整体治療は
- 踵に負担のかかりやすい状態の改善
- 正しい動きができるように改善
- 回復力を最大限の高めるサポート
これらをおこなうことで踵・足裏の痛みを改善していきます。今までうけてきた治療・整体とは異なる方法で最初は「これだけで治るの?」と驚かれますが、適切な刺激で適切な治療をおこなえば足底筋膜炎は解消されていきます。下記の記事に原因や治療方法についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。