ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰になるときは前かがみになった時や、体を捻った時に引き起こされます。イメージとしては何か重いものを持った時になると考えがちですが、ちょっとした時におこります。
- 下から物を拾う際
- くしゃみをしたとき
- 洗顔しようとしたとき
このようなふとした瞬間におこります。
ぎっくり腰は腰にもの凄い激痛が走るので、腰に何か問題があっておこったものと考えがちですが、体全体がぎっくり腰になるような状態だったということなんです。
だから、ぎっくり腰は急になってしまったと感じてしまいますが、何かが体におこっていることがほとんど。
肩こりがあった、頭痛がした、背中に違和感があったなど疲労感があり、
- 睡眠不足が続いていた
- 飲み会が続いていた
- 残業が多かった
- 天候の変化が激しかった
上記のようなことが引き金になり、ぎっくり腰がおきてしまうのです。要は「疲れがたまっているとぎっくり腰にになりやすい」ということが言えるのです。
目次
●【どんな事が原因なのか?!】
- 筋肉疲労
- ふくらはぎが硬くなり血行不良
- 内臓疲労
筋肉疲労
現代社会は座っている時間が長いです。座っている時間が長いと腰に負担がかかり続けているということが言えます。理美容師や料理人などの立ちっぱなしの仕事をしている方や、肉体労働をされる方、スポーツをしている方、重い荷物を持つ仕事をしている方、介護や保育の仕事をしている方は腰に負担がかかるので腰痛を招きやすくなります。
股関節・膝が硬くなっている人は腰を痛めるリスクが高くなりますよ~!!
ふくらはぎが硬くなり血行不良
筋肉疲労でも書きましたがデスクワークなど座っている時間が長くなり、動くことが少ないので血行不良になりむくみや筋肉が硬くなってしまいます。その状態で体を前かがみにすると「グギッ」と痛めてしまうのです。
内臓疲労
内臓疲労をおこしていることで腰痛は引き起こします。内臓疲労というのは暴飲暴食でおこるもの。ぎっくり腰は年末年始など飲み会が続くあとになりやすいのはこのような事が原因です。食べ過ぎた、飲みすぎたと思ったら少し量を減らすようにしましょう。
それだけではなく腰痛は病気の症状としてでることもあるのです。消化器・泌尿器・子宮や卵巣などの病気でも腰痛がおきます。何回か治療しても腰の痛みが変わらない場合は病院で検査をすることをおすすめします。
疲労を回復して、体の状態を良くしていきぎっくり腰を改善していきましょう!!
●【ぎっくり腰はクセになるのか?】
多くの方から聞かれるのですが「ぎっくり腰ってクセになるんですよね?」ということ。
ぎっくり腰はクセにはなりません。確かに一度ぎっくり腰を経験した方は再発することが多いですが、クセになるとは違うのです。
上記で原因を書きましたが、その状態、ぎっくり腰になる状態は改善されていないから再発してしまうのです。
ギックリ腰は慢性化はしないので、時間がたてば痛みが軽減されていきます。そうなれば「治った!」と判断しますが、痛みが解消されただけで身体の状態は対して変化していません。
●【予防方法】
原因でも書きましたがぎっくり腰は予防することができます。疲れをためない生活習慣や体の状態をケアして良くすることで予防することができます。
同じ姿勢でいない
同じ姿勢でいると同じ部分に負担がかかり続けてしまいます。仕事中に一度立って「座りなおし」をしたり、肩を回したりして体を硬くならないようにしましょう。
裸足や薄着をさける
寒い時、冷えを感じるときに裸足や薄着で生活をしていないか?気をつけましょう。冷えは痛みを誘発しますよ~
足元や首元・腰・お腹を冷やさないようにしましょう!!
湯船に使って疲労を解消する
疲れをためこむことが寝違えの原因になりますので、疲れをできるだけ解消するためにもシャワーだけですまさずに、湯船につかるようにしましょう。
暴飲暴食を控える
内臓疲労は腰痛の原因になるので、深夜の食事や寝る直前の食事は控えるようにしましょう。連休明けなど飲み会などが続く時期にぎっくり腰が多くなりますので、食べ過ぎたら少し量を減らすなど気をつけましょうね!!
●【対処方法】
ぎっくり腰になってしまったらまずは「楽な姿勢をとってください」。ぎっくり腰になった直後は激痛がおこり動くと痛みが出る状態と思います。だからどんな姿勢や格好でもいいので痛みのない姿勢を探してください。
そして動けるようになったら動くようにしましょう。動くというのは痛みを我慢して動けということではなく、必要以上に安静にしないでください!という意味です。
安静の時間が長いと治りを遅くしてしまうとさまざまな研究結果からわかっています。
ぎっくり腰何とかした!という方へ
ぎっくり腰になったらすぐに治療を受けた方が良いです!なぜならば、すぐに治療をすれば治りも早いですし、痛みを我慢して生活をしなくても良いからです。
ぎっくり腰に治し方・治療について下記の記事に詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてください!