ぎっくり腰は冷やす?温める?どちらが良いのか?
ぎっくり腰になった時におこなう対処方法について解説しています。
ぎっくり腰は一般的に「冷やせ」と言われています、本当にそれが正しいのでしょうか?私の臨床経験から言えることは、温める、冷やすこれはどちらをおこなってもそんなに影響はないです。どちらかをしたからと言って悪くなる事はないということです。
ただし冷やすことと、温めることでの変化は違うのです。
ぎっくり腰を冷やす・温めるでどのような違いがあるかを解説していきます。
冷やす(アイシングする)
冷やすことでおこるメリットは激痛が少し緩和するということ。動けないほどの激痛があれば冷やしてまずは動けるようにするが必要になります。
ただし、温めることをするより冷やすことをすると、治りは少し遅くなると思います。
短期間で何とか治したい!という方にはあまりおすすめしません。
冷やし方
冷やすというと「湿布?!」と考える人がいますが、それは間違いです。湿布は炎症を抑える薬であって冷やす効果はありません。ひんやりするので勘違いされていますが。
氷嚢や袋に氷をいれて冷やしましょう!!15分ごとに休憩をはさむようにしてください。
温める
温めるメリットは治りが早くなるということ。冷やすことより温めた方が治癒期間は短いです。
しかし温めると痛みが強くでることがあります。これは悪くなっておこるものではなく、血流が良くなることで痛みを引き起こす物質がおおくでるからです。
温める方法
冷やすところでも書きましたが「温湿布?」と思う方がいますが、温湿布はトウガラシ成分がはいっていて温かい感覚がありますが、実際に体を温めるものではありません。
温める時はホッカイロをお腹や背中に貼るようにしてください。ぎっくり腰はお腹を温めると腰にも良い影響がでます。
ぎっくり腰になったら
ぎっくり腰になったら迷わずすぐに治療を受けるようにしてください。安静にしていても治るのにかなり時間がかかります。忙しいあなたはそんなにゆっくり仕事を休むことができないと思います。子育てママさんであれば、すぐにでも動かないといけませんよね。
3回程度治療をうけるとぎっくり腰は良くなっていくケースがほとんどです。
ぎっくり腰の治し方について下記の記事に詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
⇒ぎっくり腰の整体方法について