ぎっくり腰が病院では治らない理由
とくに重いものを持ったわけでもなく、ふとした瞬間に腰に激痛が走り、動きが制限されるものをぎっくり腰と言います。ものすごい激痛で動くことができなくなり、病院へ行く方は多いと思いますが、実は病院ではぎっくり腰は治らないということをご存知ですか?
目次
病院で治らない理由
なぜぎっくり腰が治らないかというと、実はぎっくり腰のメカニズムはわかっていないのです。これは西洋医学の考えでの話です。原因もわからず、レントゲンに異常がみられるものではないので病院でおこなえる治療がないのが現状です。
病院でおこなわれる対処方法
痛みをおさえるための対処方法がおもに行われます。
- 痛み止めの注射
- 飲み薬を処方
- コルセット
このようなことがおこなわれます。注射をうった後は痛みがなくなりますが、すぐにまた激痛がでてきてしまうのです。これは原因を改善していないのでしばらく動けない状態が続いてしまいます。
ぎっくり腰を引き起こしてしまう原因
ぎっくり腰と聞くと「重いものを持ったから」と思いがちですが、洗顔したり、しゃがんだ時などちょっとした事でなります。疲労がたまっている人、腰痛を抱えている人はぎっくり腰になりやすいです。
当院が考える原因
このような事を病院で言われることはないと思いますが「内臓疲労」がある方はぎっくり腰になりやすいです。季節の変わり目にぎっくり腰は多くなるのですが、暑い寒いのストレスも内臓に負担がかかります。それだけではなく、飲み会が続く季節にも多くなるので飲みすぎや食べ過ぎでの内臓疲労もぎっくり腰の原因になっています。
ぎっくり腰はクセになるのは本当?!
多くの方から聞かれるのですが「ぎっくり腰ってクセになるんですよね?」ということ。ぎっくり腰はクセにはなりません。確かに一度ぎっくり腰を経験した方は再発することが多いですが、クセになるとは違うのです。
ぎっくり腰は慢性化はしないので、時間がたてば痛みが軽減されていきます。そうなれば「治った!」と判断しますが、痛みが解消されただけで身体の状態は変わっていません。ぎっくり腰になりやすい状態というのが変わらないから再発してしまうのです。
対処方法
ぎっくり腰になってしまったらまずは「楽な姿勢をとってください」。ぎっくり腰になった直後は激痛がおこり動くと痛みが出る状態と思います。だからどんな姿勢や格好でもいいので痛みのない姿勢を探してください。
そして動けるようになったら動くようにしましょう。動くというのは痛みを我慢して動けということではなく、必要以上に安静にしないでください!という意味です。安静の時間が長いと治りを遅くしてしまうことが、さまざまな研究結果からわかって来て言われるようになっています。
注意点
当院にぎっくり腰で来院されて、あまり変化がない場合があります。
ぎっくり腰は病気と関連することもあります。
- 何をしていても痛い
- 整体で効果がみられない
このような場合は病院で検査をうけていただくようにしています。当然ですが、整体でできる事とできない事があります。全然良くならないのに治療を受け続けるのは危険ですので、何ら変化がみられない場合はすぐに病院へ行きましょう。
ぎっくり腰の治療をお探しの方へ
ぎっくり腰は安静にしていても良くならないと言われるようになってきました。積極的に治療をおこなった方が改善が早いです。当院にぎっくり腰で来院される方も、背中を真っ直ぐにできなかった方ができるようになり、痛みはあっても普通に歩けるようになることがほとんどです。3回も治療をおこなえば日常生活を送れるようになっていきます。
ぎっくり腰の治療について下記に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
⇒ぎっくり腰の治療方法