グロインペイン症候群
スポーツをしている人に多い股関節痛。
その中でもサッカーをしている人は股関節痛になりやすいです。
股関節の痛みで引退する選手もいるくらいです。
この股関節痛はサッカーをしている子供にも多いのです。
サッカー選手に多い股関節痛の代表的なものとしてグロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)があります!!
目次
グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)とは?!
股関節・足のつけ根に痛みがでるのですが、痛む場所は一か所ではないのです。
・恥骨結合炎
・内転筋腱障害
・腸腰筋の機能障害
・鼠径管後壁欠損
・スポーツヘルニア
・外腹斜筋腱膜の損傷 総称として使われます
なぜ、サッカー選手、サッカー少年におきやすいの?
サッカーはスポーツの中でも運動量が多いスポーツです。走る距離も長いですよね。
それだけではなく激しくぶつかり合うコンタクトスポーツ。
テレビで見ていればわかると思いますがボールを奪い合い、転倒することも多い競技と言えます。
- ボールを蹴るという股関節に負担がかかりやすい動作をする
- 捻挫などケガの経験が多く足の安定性が悪く股関節に負担がかかりやすい状態
- 股関節がそもそも弱い
ボールを蹴るという股関節に負担がかかりやすい動作をする
やはりボールを蹴るという行為が股関節に負担をかけてしまうのです。
とくに「インサイドキック」を多用する選手におこりやすいです。なぜかというと内転筋という太ももの内側の筋肉に負担がかかるからです。
捻挫などケガの経験が多く足の安定性が悪く股関節に負担がかかりやすい状態
サッカー選手は足首の捻挫をすることが多いです。
歩けないほどの捻挫をしていなくても、軽度の捻挫を繰り返している人は多いのです。
その結果として足首の安定性が悪くなり股関節に負担のかかりやすい走り方をしているのです。
股関節がそもそも弱い
臼蓋形成不全や股関節脱臼など先天的な股関節に問題がある人もですし、レントゲンなどに異常がみられないけれども股関節が弱い人もいます。
歩き方がおかしいなどもそのような原因です。
これは筋力の問題ではありませんのでトレーニングではなく股関節のケアが人よりも必要です。
ちなみにわたしもこのタイプで股関節を痛めました。
やってはいけない事!!
股関節に痛みがでると「柔軟性がないからだ」と思い込みストレッチをする人が多いです。
そう指導されることも多いようですが、良くならないばかりか痛みを我慢したストレッチは悪化してしまいます。
股関節が痛む時はサッカーはどうすれば?!
私も股関節痛で悩まされたことがあるのですが、休んでもなかなか治ってくれません。
だから股関節に違和感や痛みを感じたらすぐに治療をうけてください!!
そしてサッカーをしても大丈夫なのか専門家から指示をうけるようにしましょう。
最初にも書きましたが、股関節痛が原因でサッカーを引退した選手もいるのです。
「まだ大丈夫」という気持ちでいてはいけませんよ!早期に適切な治療をうけるようにしてください。
他のスポーツでも
野球選手もグロインペイン症候群になっている人は多いです。先日もあるプロ野球選手がなっていました。
こちらも参考にしてください。
股関節痛の整体をお探しの方へ
私自身も股関節痛で悩まされた経験がありますが、ほっといても痛みは解消されることがありません。
整骨院でストレッチなどの指導もうけたり、電気治療もうけましたが一向に良くなることはありませんでした。
それは痛みのある股関節だけの施術をうけていたからです。
股関節痛を改善するには
適切な治療をうければ、ほとんどの股関節痛は解消されていきますので、早期に専門家に相談しましょう!
当院の股関節痛の整体について下記の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね!