膝痛と姿勢の関係
膝痛を引き起こしているのには意外な原因「姿勢」が関係しています。
病院へ行ってレントゲンで検査したり、近所の整体・整骨院へ通院しても変わらない。「もう治らないのかな?!」という相談をいただきます。
当院に来院される膝痛で悩まれている方のほとんどは、病院で一度レントゲンを撮ったり検査をしてきています。
そしてほとんどは
- 軟骨がすり減っている
- 異常がない
というように言われてきます。
レントゲンを撮ると50代以降の方は膝の軟骨がすり減っているのがみられますが、みんな膝痛を抱えて悩まれているわけではありません。
だから軟骨がすり減っていることだけが原因とはいいがたい。
病院でレントゲンを撮っても「異常がない」と言われることもあります。これは検査しても異常がないのですから、膝には、骨には原因がないのです。変形性膝関節症ではないということです。
すべての痛みの原因がレントゲンやMRIにでるとは限りません。病院で「原因がわからない」という診断をされたときは、「レントゲンに異常がでないところ」に原因があるということが言えます。
逆に言えばレントゲンで異常がわかるのは「軟骨がすり減っているかどうか」ということだけです。坐骨神経痛が関係していたり、筋肉や靭帯に問題がある膝痛は異常がでないのです。しかもレントゲンではそこまで詳しくはわかりません
このような膝痛はグルコサミンなどのサプリメントをとっても何の効果もないですからね。
話を聞くとテレビCMの影響をうけて、グルコサミンを一生懸命とっているという話を聞きますが、それで膝痛が解消されるなら、、、
私もおすすめします(苦笑)
レントゲンで異常がみられない理由
- 膝に負担がかかりやすくなっている
- 膝の動きが悪くなっている
このような状態になっています。
いろいろな原因があって上記のような状態を引き起こしているのですが、
原因の一つに「姿勢」が関係しています。
姿勢が原因になっている
- 足元が不安定になっていてアンバランスな状態
- 姿勢を無理やり良くしている
足元が不安定になっていてアンバランスな状態
姿勢を無理やり良くしている
パッと見は「姿勢いいな!」と言われるような人は姿勢を良くしすぎています。
「姿勢を良くしすぎている」というのは、胸を張ったり、背筋を伸ばすことです。
このように意識して姿勢を良くしよう!としていると、反り腰になり、膝にも負担がかかってしまいます。
反り腰になると、太ももに力が入ります。
太ももに力が入るという事は、太ももの筋肉を硬くして、膝の動きを悪くしますし、そもそもこの状態になっていることが膝に負担をかけています。
この姿勢を取り続けていると、膝に負担がかかり続け、痛みがでてきてしまいます。このような症状は、余計な力がはいらず、真っ直ぐ立てるように体を調整する必要があります。
それだけで膝痛が解消されることもありますよ~
膝痛の治療をお探しの方へ
膝痛で病院へ行っても「原因がない」と言われることは多いです。西洋医学的にはレントゲンをとって異常がみられなければ、そう診断するしかないですからね。
そんな時、そんな膝痛は整体で改善する可能性が非常に高いです!!
膝に原因がないということは膝以外に原因がある可能性が高いので、全身をみてくれる整体の先生にご相談してくださいね。
下記の関連記事で膝の痛みの原因・治療について詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてくださいね!
⇒膝痛の原因と治療方法について