膝痛の原因をご存知ですか?
膝痛の治療をうけても良くならないのは原因を把握していないからです。まずは原因を知りましょう!!
病院や他の整骨院でおこなう治療方法は
- 物理療法
- サポーター・テーピング
- 運動療法
- 薬物療法
- 注射
これらがおこなわれていますが、なかなか膝痛がよくなっていきません。
私自身も膝痛で悩まされた時に病院へ行き上記のような治療をうけたのですが、良くなることがありませんでした。
なぜ膝痛が良くならないのか?
それは膝の痛みに対した事しかおこなっていないからなのです!!
膝痛を改善する治療をおこなうには、まず原因を知る必要があります。一般的に考えられる原因とまた違った当院が考える原因を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね~
目次
膝痛で悩まされる方で多いのは
膝痛に悩まされやすい人は
- 50代以降の女性
- 妊娠・出産の経験者
- 介護・保育の仕事をされている方
- 品出しやレジ工場などの立ち仕事をされてる方
- マラソンをしている方
- 急激な体重の増加・過度の肥満
50代以降の女性
50代以降に多くなるので老化が原因と言われやすいのですが、そうではなく間違った使い方を長年続けているからです。後に詳しく書いていますが女性は特有の生活習慣があり膝痛になりやすいと言えます。
妊娠・出産の経験者
妊娠すると、出産に備えて骨盤が開くようにホルモンが分泌されます。骨盤周りの筋肉を緩める働きがあり、妊娠初期と後期に多く分泌されます。骨盤が緩みすぎると膝痛を引き起こします。それだけではなく、腰痛、股関節痛、恥骨痛などで悩まれることがあります。
介護・保育・品出しの仕事をされている方
保育士や介護、そして品出しなど立ったり・座ったりを繰り返す仕事をしている人にも多くみられます。膝に負担がかかるので
レジ仕事や工場などの立ち仕事をされてる方
同じ姿勢で立ちっぱなしでいると筋肉が硬くなり、一部分に負担がかかりやすくなります。
マラソンをしている方
膝は平地の歩行時で体重の3倍、ランニングでは10倍以上の負担がかかりますので、スポーツ(とくにランニング)をしている人にも多くみられます。
急激な体重の増加・過度の肥満
肥満が原因と言われやすいのですが、急激な体重の増加が問題と考えます。そして極度の肥満になると歩き方が悪くなります。
●【当院が考える原因】
膝痛の原因というと「肥満」「老化」「筋力低下」「使いすぎ」ということが言われます。これらは膝痛を招く「リスクの一つ」で「原因になってはいない」と当院では考えております。もしこれらが原因で膝痛になっているなら、当院の整体をうけても膝痛は改善されていかないはずです。
痛みがでている部分と原因は必ずしも一致しないのです。膝に痛みがあるから、膝に原因があるとは限らないということ。身体のどこかに不具合があることで「膝が捻じれてしまっている」ということが言えます。
当院では膝痛の原因として3つに分類しています。
- 膝に負担のかかりやすい状態
- 膝を動かしにくい状態
- 膝が正しく使えていない
この条件が重なることで膝痛を招いてしまいます。
膝に負担のかかりやすい状態
身体のバランスが悪くなっていると、不安定な状態を補正するために一部分に負担がかかることで膝に痛みがでやすくなります。身体の状態が良くないと、重心は踵や外側にいくことが多いです。
- 姿勢の問題
- 靴のサイズがあっていない
- 足首が硬くなっている
- 外反母趾がある
などでも膝に負担がかかりやすくなりますよ!
膝を動かしにくい状態
それだけではなく、坐骨神経痛や自律神経の不調で、筋肉が過緊張して筋肉が硬くなっており、膝の動きが悪くなっている状態で頻回に膝へ動きを与えれば、痛みがでやすくなるのです。また内臓疲労があったりお腹の筋肉が硬くなっていると膝の動きを悪くなるので
アンバランスな状態に姿勢が悪くなっていると、身体が前かがみの状態になり太ももに負担がかかります。膝に負担がかかりやすい状態が続くと膝周りの筋肉は硬くなります。
スキニーージーンズのような動きにくいパンツを履くことでも動きがまりますよ!!
膝が捻じれている
内股・O脚になっている人は膝が捻じれてしまっているので、これも一部分に負担がかかり膝に痛みがでやすくなります。膝に捻じれを引き起こすものとして
- 股関節や足首・骨盤に問題がある
- 内臓疲労がありお腹の筋肉が硬くなっている
- 立ち方が悪い
内股・O脚になり膝の捻じれがおこるケースが多いです。
女性に膝痛の方が多い理由
膝痛で悩まされる人は女性の方が多いのです。「筋力が弱いから」と言われるのですが、そうではなく女性特有の生活習慣が関係してます。
- ハイヒールを履く機会が多い人
- スカートを履く機会が多い人
- 女の子座り・ぺったんこ座りをする
ハイヒールを履く機会が多い人
ハイヒールを履いて歩く人の動きを見ると、足の内側に力を入れて歩いています。そうしないとバランスが取れませんからね。ハイヒールを履かないでください!というわけにもいかないので、帰宅してから足首の曲げ伸ばし足踏みなどをしましょう。
スカートを履く機会が多い人
スカート、とくにタイトなスカートでは足を上げたりせずに歩くことが多くなり、股関節をあまり動かすことができずに歩くので内股になりやすいです。スカートの時は動きが少ない分、ハイヒールの場合と同じように足首の曲げ伸ばしや足踏みをしましょう!
女の子すわり
女性特有の正座をずらした座り方「女の子すわり」や両足を開いた「ぺったんこ座り」は骨盤や股関節に負担をかけてしまいます。その座り方が内股の座り方なので、内股になりやすくなるので、極力この座り方をしないようにしましょう!!
これらが原因でも膝痛を引き起こしますので、気を付けて生活をし、セルフケアをして予防しましょう!!
膝痛の治療をお探しの方へ
最初に書きましたが、膝痛の原因は膝にあるとは限りません。原因で書いた通りにバランスや姿勢など同じように膝が痛いと言っても原因が人それぞれ違います。何回も治療を受けて良くならない場合は、治療があっていないと考えられます。病院や整骨院で治療をうけても良くならない場合は、全身をみてくれる先生に相談してみてください!!
膝痛の治療方法について詳しくまとめていますので、膝痛の治療をお探しの方は下記の記事を参考にしてくださいませ~