レントゲンに異常がみられない膝痛
膝痛で病院(整形外科)へいくとレントゲンを撮ることをしますが、異常がみられないケースも多いです。
目次
●【レントゲンにうつらない膝痛の原因とは?!】
膝痛で病院へいき、レントゲンを撮ることをしますが、レントゲンに異常がみられないこともあります。すべての痛みの原因がレントゲンやMRIにでるとは限りません。病院で「原因がわからない」という診断をされたときは、「レントゲンに異常がでないところ」に原因があるということが言えます。
逆に言えばレントゲンで異常がわかるのは「軟骨がすり減っているかどうか」ということだけです。坐骨神経痛が関係していたり、筋肉や靭帯に問題がある膝痛は異常がでないのです。しかもレントゲンではそこまで詳しくはわかりません。
レントゲンをとっても異常がない場合は
- 安静にしましょうと湿布やサポーターをだされる
- 筋力が低下しているから筋トレしましょうと指導
上記のようなことを指導されることがほとんどです。
●【レントゲンを撮っても異常がない膝痛の分類】
レントゲンを撮っても異常がみられない膝痛は
- ランナーズニー(腸脛靭帯炎)
- ジャンパー膝
- 鵞足炎
当然これだけではなく、負担がかかり続けれれば膝に痛みがでてきます。
「ジャンパー膝(ジャンパーズニー)」
ジャンプをするスポーツをされている方に多くみられる膝の痛みを「ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)」と呼ばれています。膝蓋靭帯というものは膝のお皿の下にある靭帯です。繰り返し膝の曲げ伸ばしをすることでおこるものなので、飛んだり跳ねたりをするスポーツをしている人がなりやすい障害です。
好発年齢は10代から20代までの学生アスリートに多いです。特に陸上競技やバレー・バスケ・サッカーをしている人に多くみられます。
⇒ジャンパー膝の治療と原因について
「ランナーズニー(腸脛靭帯炎)」
マラソンブームもあり、膝の痛みで悩まれている方は多くなっています。マラソンをしているランナーの方に多くみられる膝痛は「ランナーズニー(腸脛靭帯炎)」と言われます。症状として「膝の外側」に痛みがでます。腸脛靭帯は太ももの外側に走ってる靭帯で、曲げ伸ばしを繰り返すことで、骨と靭帯が擦れて痛みがでてしまうからです。
⇒ランナーズニー(腸脛靭帯炎)の治療と原因について
「鵞足炎(がそくえん)」
特徴的な症状は「膝の内側」に痛みがでるのな症状です。そして「膝を伸ばしたときに痛みがでる」ということもあるのです。膝が痛くて病院へいき、レントゲン撮って異常ない場合や「原因がわかりません」と言われた時はこの鵞足炎のことが多いです。
⇒鵞足炎の原因と治療について
このような膝痛はレントゲンに異常が見られないことが多いです。
レントゲンに異常のでない膝痛は原因は、何らかの不具合によって、
・膝に負担のかかりやすい状態
・膝を正しく使えていない(曲げ伸ばしがうまくできない、正しくできていない状態)
上記のような状態になっているということが言えます。
正しく使えていないというのは、膝が捻じれてしまっていて、外側と内側の筋肉がアンバランスになってしまっているのです。また、靴のサイズが合わない、足に不調があってかばってたりでアンバランスになってしまい膝に負担をかけてしまうこともあるのです。
●【膝痛を引き起こす生活習慣】
ハイヒールを頻回に履く
ハイヒールを履いて歩く人の動きを見ると、足の内側に力を入れて歩いています。そうしないとバランスが取れませんからね。それだけではなく過剰に太ももに力が入り膝痛を引き起こしてしまいます。
スカートを頻回に履く
スカートでは足を上げたりせずに歩くことが多くなり、股関節をあまり動かすことができずに歩くので内股になりやすいですく、一部分にふたんがかかりやすくなり膝痛を引き起こしてしまいます。
女の子座りをする
女の子すわりは骨盤や股関節に負担をかけてしまいます。女の子座りをすることで骨盤が歪み膝痛を引き起こしてしまいます。
●一般的におこなわれる治療方法
レントゲンに異常がないと診断された膝痛は、病院では原因がわからない、痛みがあるはずがないとか言われ、
- 湿布や注射などの薬物療法
- 膝に低周波や超音波などの電気療法
- マッサージやストレッチ
このような治療をおこなわれます。。上記のようなことをして膝痛が良くなることはまずありません。なぜならば膝痛を引き起こしているのには原因があるからです。痛みのでているところに原因がないことがほとんどです。
治療を5回続けても変化がない場合や、一ヶ月も安静にしても良くならない場合は別な治療方法を探すことをおすすめします。
●膝痛の治療をお探しの方へ
膝痛の原因の多くは
- 膝に負担がかかりやすい状態になっている
- 膝の一部分に負担をかけている
- 使い方が悪くなっている
なんらかの原因によって膝が捻れるような状態になっているので、捻じれをとって正しい膝の動きをすると痛みが改善していきます!!当院にはこのよなレントゲンを撮っても異常がない!という、膝痛で悩まれている方が来院して、膝痛はほとんどの方が改善されています。
膝痛は大きく変形していなければ、整体で良くなる可能性が高いですから、病院では治らないと言われても諦めないでください。
当院がおこなう治療
当院がおこなう治療は、全身をみて調整していき
- 負担のかかりやすい状態の改善
- 動きやすい状態にする
- 身体の回復力を最大限に高めるサポート
これらをおこなっていきます。
当院に来院される膝痛でお悩みの方は「どこに行っても良くならなかった!」「何件も病院へ行っても原因がわからなかった」という方ばかりです。そんな方も「痛みがなくなった!」と喜ばれています。膝の痛みで悩まれている方は、ぜひ当院の整体をお試しください。
膝痛の原因や治療方法についてさらに詳しくまとめていますので、ぜひ下記の記事も参考にしてくださいませ。
⇒膝痛の治療について