変形性膝関節症・膝痛で水を抜くのは効果あるの?
膝の水を抜いても膝痛は治りません!!
高齢の方に多くみられるのですが「膝に水がたまる」ということ。水がたまると圧がた高くなるので痛みがでます。そして病院へいくと水を抜き、また水がたまるというのを繰り返します。
変形性膝関節症・膝の痛みで水を抜くのは効果があるのか?なんのために水を抜くのかについて解説しています。
目次
なぜ膝に水がたまるのか?
膝に水がたまる理由は
- 水を吸収するものが壊れている
- 炎症がおきて水が大量にでている
わかりやすく説明するとこんな感じです。膝関節には関節の動きを良くする潤滑油の役割をする滑液があるのですが、炎症が強くなると滑液が過剰にでるようになります。また、この滑液を吸収する役割をもつ関節の軟骨が壊れていると吸収できなくなり水が過剰にたまってしまうのです。
水を抜くことは効果があるのか?
関節に水がたまると圧が高くなるので痛みがでます。圧が高くなるというの皮膚がパンパンに腫れあがるということ。水を抜くと圧が下がるので痛みが楽になるのですが、上記に書いたような水がたまる原因を改善しない限りすぐに水がたまってしまいます。
水を抜いても膝痛は治らない!
水を抜くことで一時的に膝痛は楽になりますがすぐに水がたまると痛みがでてしまいます。だから水を抜くことは膝痛の治療にはならないということ。だから高齢の方は定期的に整形外科にいき水を抜いてもらっているのです。水がたまるのも適切な治療をおこなえばたまらなくなり、膝痛も解消されていきます。
他におこなう一般的な治療方法
水を抜くこと以外で病院でおこなう治療方法
- 運動療法
- 薬物療法
- 手術
これらが行われます。
運動療法
プールに通いましょう、筋トレをしましょう、ストレッチをしてくださいと指導をされることが多いです。運動をしても筋力トレーニングをしても膝痛が治ることはありません。
薬物療法
症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や湿布を処方されます。痛みが軽減される感じはしますが、一時的なもので治ることはありません。
手術
レントゲンを撮り変形を確認されると「手術」が必要と言われることもあります。当院に来院される60代を過ぎて膝痛で悩まれている方の中には「手術した方が良いですね」と言われてきてます。確かに変形はみられるのですが、膝を動かすとちゃんと動くことができてる人は多いです。
変形性膝関節症・膝の痛みの治療をお探しの方へ
病院で「手術しかない」と言われた変形性膝関節症も、当院の整体をうけて正座ができるようにまで改善されていくケースはかなりあります。「変形性膝関節症」と診断をされても、治る方法があるということです。もちろん整体で変形を改善することはできませんが、体の状態を戻し、正しい使い方ができるようになると痛みも解消されていくからです。
膝痛の治療方法について詳しくまとめていますので、膝痛の治療をお探しの方は下記の記事を参考にしてくださいませ~
⇒変形性膝関節症の治療について